五稜郭エリアのランドマーク「シエスタハコダテ」
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街歩き
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GLAY
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複合商業施設
2017年4月、市電の「五稜郭公園前」電停近くにオープンした「シエスタハコダテ」。雑貨やフードのショッピングスポット、カジュアルなカフェやフリースペース、函館の街や人と触れ合うコミュニティスペースといった、多彩な顔を持つ施設です。2021年4月には地下1階が全面リニューアルして、無印良品の「食の専門フロア」に。五稜郭観光の楽しみもぐんと広がりそう。館内をぐるりとご案内しましょう。
◆地上4階、地下1階。見通しのいいガラス張りの外観
市電「五稜郭公園前」のある交差点(本町交差点)の一角、人気デパート・丸井今井の向かいに建つシエスタハコダテ。地上4階、地下1階からなり、さらに5~19階は分譲マンションとなっていて、函館で一番高いビルです。
1階 OZIO Yasunori Nagamine
1階 スターバックス コーヒー シエスタハコダテ店
1階 JINS
4階 函館コミュニティプラザ Gスクエア(GLAYコーナー)
◆地下1階~3階 無印良品シエスタハコダテ~全国でも有数の大型店
ビルの地下1階~3階を占める中心施設が、無印良品シエスタハコダテ店。東京の有楽町店、大阪のグランフロント大阪店と同様の大型店ということで、雑貨、食品、衣料品、コスメ、家具、子ども用品などなど、生活のあらゆるシーンをデザインする豊富な品ぞろえが特徴です。店内はグリーンを多用したナチュラルな雰囲気、ゆったり休憩できるスペースもあり、「街とつながる、人と出会う」コンセプトがここに生きています。
【地下1階 食の専門フロア】
2021年4月22日に全面リニューアルオープンした地下1階は、無印良品として東北以北で初の「食」に特化した売り場。冷凍食品やレトルトをはじめとする無印良品の標準的な品揃えや、多彩な商品が魅力のメインフロアのほか、野菜、惣菜、パンなど、函館エリアや北海道の個性あふれる商品を取り扱う独立系コーナーが充実しています。
メインフロアには、バラエティにとんだこだわり食材が並びます。地元の豆腐、牛乳、米、調味料なども。スーパーマーケット方式で、かごに入れてレジで精算します。
ひときわ目を引く壁一面の冷凍庫! 無印良品の冷凍食品をフルラインナップで販売。温めるだけで食べられるものも豊富で、ホテルに持ち込んで楽しむにもおすすめです。
北海道の食材を中心に使用した和洋折衷の手作り弁当やデリを販売する「農家の息子」をはじめ、総菜コーナーも充実。
チーズやハムなど、おつまみにぴったりの商品が並ぶ燻製専門コーナー「The Smoke Shop」。地元のお酒と合わせて、ホテルの部屋飲みにもどうぞ。
函館の老舗ベーカリー・エスポワールの新形態「ラ・ナチュール」。塩バター食パン、多彩なフォカッチャなど、パン本来の美味しさが味わえるラインナップです。
地元で生産された野菜など、安心安全な青果が並ぶ「ベジ旨マルシェ」と、地域生産者や個人商店の商品を期間限定で販売する「つながる市」も要チェック。
フロアの一画には、コーヒーカウンターもあります。いい香りが広がる挽きたてのホットコーヒーが1杯100円! 「ご当地イラスト」つきカップで提供されるのも嬉しいところです。
【1階 菓子・飲料・キッチン用品・日用品・MUJI BOOKSなど】
1階にもオリジナルブランドの食品やドリンクがずらり。観光の合間にふらりと立ち寄って、買い物するにもおすすめです。
【2階 雑貨、衣料品、子ども用品、トラベル用品など】
2階は、雑貨や衣料品(紳士、婦人、子どもなど)、トラベル用品などのフロア。子ども用品コーナーにある木育広場は、道南杉や風倒木を大胆に使われて温かみがあります。
売り場の中にさりげなく関連書籍の棚があるのも嬉しいところ。店舗全体で15000冊の本を展示・販売しています。
【3階 家具・収納用品、ステーショナリー、香り工房、MUJI BOOKSなど】
3階は、インテリア関連中心の売り場。大通りに面したコーナーには、本のあるくらしを提案するMUJI BOOKSと休憩スペースも完備。市街の向こうに函館山が望めたり、眼下を市電が通ったりと、なかなかいい景色。
◆1階 OZIO Yasunori Nagamine ~函館の鞄作家による革雑貨とグリーンショップ
シエスタハコダテの1階、入口横にある革雑貨とグリーンの店。こじんまりしていながら、市電が行き来するのがガラス越しに見える開放感にあふれています。元町にアトリエを構える鞄作家・永嶺康記さんが、国内外のフローリストなどとコラボして商品をセレクトしています。
函館山と街灯り、星空をモチーフにした絵柄は、シエスタハコダテのオリジナル。革バッグ、布トート、ポーチ、ブックカバーなど、商品ラインナップもいろいろです。代表作である動物柄のバッグや小物も並んでいます。
1階エレベーター脇にあるアート作品は、永嶺さんと函館の子どもたちが仕上げたもの。これが、オリジナルバッグのモチーフになっています。
◆1階 スターバックス コーヒー シエスタハコダテ店~街のにぎわいを身近に感じる
2020年11月にオープンしたスターバックス コーヒーの函館市内4号店。五稜郭の大通りに面した部分がガラス張りになっていて、行き交う人波や路面電車の気配が身近に感じられます。店内には函館近隣で採れる道南スギが使用され、温かみのある雰囲気。ショッピングや観光の合い間の休憩や待ち合わせにおすすめです。
◆1階 JINS~みなみ北海道初出店のアイウェアブランド
全国ブランドのメガネ専門店「JINS」が、2021年4月にオープン。POPも函館らしさがいっぱいです。注文して仕上がるまでの時間で、館内ショッピングを楽しむのはいかが?
◆4階 函館コミュニティプラザ「Gスクエア」~GLAYの特設コーナーも
4階は、函館市のコミュニティスペース「Gスクエア」で、誰でも気軽に立ち寄って、休憩したり、Wi-Fiを利用したり、イベントに参加したりできます。館内各所にベンチやテーブルが置かれていますが、特に表通りに面したガラスばりのフリースペースは眺めが抜群です。
Gスクエアの注目コーナーは、エスカレーター脇のGLAYのレリーフとからくり時計。
高さ2.4メートル、幅6メートルの巨大レリーフは、GLAYのメンバーをモチーフにしたもの。音楽と光の紡ぎだす躍動感に溢れています。
1時間ごとにGLAYの楽曲が流れ、文字盤の中から船が出現するからくり時計。毎回違う曲が流れます。正面には、ゆかりのギターも展示。⇒詳細
2017/4公開