函館奉行

函館のおいしい食材とともに味わう函館産のお酒があれば......。かねてから要望が高かった函館産米の日本酒が2014年1月に満を持しての発売となり、函館のおみやげとして人気を集めています。

その名も、純米吟醸酒「函館奉行」。米は、近年高い評価を受けている酒造好適米「吟風」を函館市亀尾地区で作付け・収穫。酒造メーカーは、名酒「白雪」でもおなじみ、 兵庫県の伊丹で1550年創業の老舗「小西酒造」に依頼し、函館生まれの「菜の花酵母」を使用して醸造されました。商品開発に携わったイチマス（市電「湯の川温泉」電停前の酒店）の稲船さんによれば、「函館の海の幸と相性のいい、やや辛口でまろやかな味わいを目指した」とのこと。ラベルと外箱には函館の観光名所「五稜郭タワー」「トラピスチヌ修道院」「赤レンガ倉庫」の画像を採用し、函館のお酒であることが一目でわかるデザインも喜ばれているそうです。2022年には、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2022」で最高金賞を受賞しています。

価格は720mlが2024円、1.8Lは3080円。市内のみやげ店で販売のほか、イチマスでは地方発送にも対応しています。