土偶ッキー

北東北から北海道にかけての数多くある縄文遺跡群の世界遺産登録の取り組みが進む中、話題になっている商品があります。函館で出土し、縄文文化のシンボルといえる中空土偶をモチーフにし、1枚１枚を手作業で型抜きをしたプレーンクッキーの表面に、中空土偶の焼印を押したクッキーです。

原材料には北海道産小麦を使用し、風味のいいサックリとした食感が特徴。縄文時代のイメージを膨らませて、素材のよさをいかした素朴な味を追求しています。保存料や着色料は不使用。

 

内容：12枚入り（2枚入り×６袋）

価格：800円

 

【中空土偶とは】

1975（昭和50年）、旧南茅部町（きゅうみなみかやべちょう。現在は函館市）で農作業中に畑の中から発見された土偶。4年後に重要文化財に指定され、2007（平成19）年には北海道内で唯一の国宝に指定されました。高さ41.5センチ、幅20.1センチ、重さ1745グラムで、中空土偶としては国内最大。茅部郡の「茅」と、中空土偶の「空」をとって、「茅空（かっくう）」という愛称がつけられています。