五稜

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函館市で約半世紀ぶりに誕生した酒蔵「五稜乃蔵」。上川大雪酒造の川端慎治総杜氏が陣頭指揮をとり、函館・松倉川水系の超軟水と北海道産の酒造米を使って造る日本酒。

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函館駅前から車で30分ほどの亀尾地区で、廃校になった小中学校跡地に新しい日本酒の酒蔵ができました。良質な北海道産の日本酒の生産で名高い上川大雪酒造が手がける3番目の酒蔵「五稜乃蔵」です。北海道産の酒の人気を全国区に引き上げた川端慎治さんが総杜氏として陣頭指揮をとり、函館市で約半世紀ぶりに造られる日本酒は「五稜」と名づけられました。

北部の袴腰岳付近に端を発し、湯の川温泉街から津軽海峡に注ぐ松倉川水系の超軟水を仕込み水に使い、北海道産の酒造好適米「彗星」「吟風」「きたしずく」で醸造。まろやかな辛口の味わいで、基本のラインナップは「純米(1430円)」「純米吟醸(1980円)」「純米大吟醸(3410円)」の3種類です(いずれも720ml入りの四合瓶で販売)。このほか酒蔵の近隣で作られる地元・亀尾産の酒造米を使った限定品などが、随時リリースされます。「函館の魚介を使った料理に合う『はかいく(進む=ついつい飲んでしまうという意味の函館の方言)酒』造りを心がけた」と川端さん。醸造は少量ずつ随時仕込みが行われ、ほぼ年間を通して出来たてのお酒が店頭に並びます。

酒蔵に併設して、2022年4月にはショップがオープン。酒のほか、酒粕を使った魚介類の粕漬け、特製のグラスや杯、風呂敷などオリジナル商品も販売しています。純米、純米吟醸、純米大吟醸の3種、ナッツ、さきいかなどの珍味付きで880円で試飲ができますし、店舗の奥では、ガラス越しに醸造タンクなどを見ることもできます。

市内中心部からユネスコ世界文化遺産に選ばれた垣ノ島遺跡・大船遺跡に向かうルート、道道函館・南茅部線の途中にあるので、遺跡に足をのばす際には立ち寄ってみてはいかがでしょう。

主な販売場所は、データ欄に記載の店のほか、地酒の蔵舎地酒・ワイン屋みのや小口商店イチマス(以上函館市)、NORTH SAKE & WINE 酒舗 稲村屋(北斗市)など。

詳細情報

直販店

五稜乃蔵Shop
函館市亀尾町28-1

問合せ先

函館五稜乃蔵
電話番号 0138-84-5177(ショップ)

主な販売場所
関連リンク 五稜乃蔵
Facebook 日本酒「五稜」@函館 五稜乃蔵

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