トラピスチヌ修道院

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日本初の女子観想修道院として1898(明治31)年に創立。現在の聖堂は1927年に再建。前庭や売店併設の資料室の見学が可能。2016年より定休日なしに。

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日本初の女子観想修道院として1898(明治31)年に創立された「厳律シトー会天使の聖母トラピスチヌ修道院」。函館山と中心市街地を挟んで対面する高台に、ひっそりとたたずんでいます。発足当時は、1893(明治26)年にパリ外国宣教会のアンドレ・ベルリオーズ司教が70ヘクタールの土地を購入して建てた旧孤児院を使用していました。
 
1903(明治36)年、一夜の大嵐で木造の修道院は崩壊し、その2年後に、レンガ造り2階建ての本館正面棟の一部が完成しました。1913(大正2)年までに竣工した本館正面棟と聖堂は、1925(大正14)年に発生した火災で焼失。教皇ピオ11世からの義援金や各修道院からの寄付金で、1927(昭和2)年に再建されたものが現存しています。煉瓦の外壁、半円アーチの窓などゴシックとロマネスクの混在するデザインが印象的です。
 
修道女らは祈り、労働、聖なる読書を日課の3本柱に共同生活を送っています。祈りは3時半の起床から、19時45分の就寝までに7回。生計を立てる収益事業として製造するマダレナケーキやクッキーは、修道院を訪れた際の土産物として人気です。立ち入ることができるのは前庭のほか、売店に併設する資料室を見学でき、院内での生活や修道院の歴史などを紹介しています。

毎年12月24日・25日の「クリスマス・ご降誕のミサ」、3月末~4月初めの「復活徹夜祭」、8月15日の終戦記念日の「平和の祈りの集い」には、一般参加者の募集があり、聖堂に招かれて臨席することができます。募集の詳細については、当サイトのニュース等をご確認ください。
 
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詳細情報

住所 函館市上湯川町346
アクセス情報

「トラピスチヌ入口」バス停 下車 徒歩10分

問合せ先 トラピスチヌ修道院売店
電話番号 0138-57-3331
利用時間

【入場門開閉、売店・資料館開館時間】(3月・4月・10月・11月)8:30~16:30、(5月~9月)8:30~17:00、(12月~2月)9:00~16:00

休日

年末年始(12月29日~1月3日)、定期閉門日はなし。工事などの場合、臨時閉門あり

利用料金

無料

駐車場

なし(隣接の市民の森有料駐車場。市民の森売店専用の無料駐車場2台あり)

関連リンク 厳律シトー会 天使の聖母トラピスチヌ修道院

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