元町教会群のクリスマス、一般向け礼拝のご案内
-
あなたのテーマでディープな函館
-
異国情緒、教会・修道院
元町の高台にある教会では、例年クリスマスに礼拝があり、一般市民や観光客のかたなど、信者以外も参加して、心静かに聖夜を祝うことができます。函館でスペシャルなクリスマスをすごしませんか。いずれも、市電「十字街」電停から徒歩10分ほど、坂を上って訪ねます。
過去シーズンに取材・撮影した、市民クリスマスの模様をお届けします。お出かけの際は、最新情報をご確認ください。
※2022年は、新型コロナウイルスの感染予防等のため、函館ハリストス正教会・カトリック元町教会での市民ミサは行われません。
◆函館ハリストス正教会
※修復工事のため、2022年の市民ミサは行われません
屋根の上のクーポル(タマネギ型の小ドーム)が特徴の、ロシア風ビザンチン様式の教会。重厚な雰囲気の聖堂は、神々しくライトアップされています。
「ガンガン寺」の愛称の由来である特徴的な鐘の音が鳴り響く中、聖祭が始まりました。司祭の祈りの言葉と、混声聖歌隊による無伴奏の聖歌が、神聖な空間を作り出していきます。聖堂内に焚き込められたお香、シャンデリアと赤・白のろうそくによる照明もドラマチックです。
元町3-13 0138-23-7387
◆カトリック元町教会
※新型コロナウイルスの感染予防のため、2022年の市民ミサは行われません
大鐘楼の雄鶏が目印の、ローマカトリックの教会。聖堂正面の扉には、リース型の美しいイルミネーション。ブルーのライトアップとともに、幻想的なムードを醸し出しています。
※2022年はリースの設置はありません
ゴシック様式の聖堂の祭壇前には、キリスト生誕場面を表した「クリブ」が置かれ、アーチ状になったブルーの天井の下、華やいだ雰囲気に。オルガンに合わせて参列者が歌う聖歌が、聖堂に美しく響いていました。
※2022年はリースの設置はありません
元町15-30 0138-22-6877
◆函館聖ヨハネ教会
上から見ると十字架の形になっている屋根が印象的な、英国聖公会の教会。外階段に置かれたろうそくの灯りに導かれ、聖堂へ。
パイプオルガンの温かみのある音が流れる中、参加者自らの手で赤いろうそくに火をともします。礼拝は、信徒による「日課」と呼ばれる聖書の朗読と、全員で歌う聖歌で進行。ろうそくの柔らかな光のもと、アットホームな空気が心地よく感じられます。
元町3-23 0138-23-5584
2011/12/14公開