GLAY函館2013レポート 緑の島ライブ編
-
あなたのテーマでディープな函館
-
ゆかりの人
-
GLAY
日本を代表するロックバンドGLAYが、故郷の函館で初の大規模野外ライブを行いました。
GLAY Special Live 2013 in HAKODATE 「GLORIOUS MILLION DOLLER NIGHT VOL.1」。
100万ドルの夜景輝く函館に、2日でのべ5万人の観客が集結。街はすっかりGLAY色に染まりました。
函館港に浮かぶ「緑の島」で行われた、熱いライブの模様をレポートしましょう(会場では主催者の許可を得て撮影しています)。
(芝生広場を埋め尽くす人人人......熱気とうねりが伝わってきます。撮影協力/ラビスタ函館ベイ)
◆吹きわたる海風、霧に包まれた函館山......「函館でGLAYを聴く幸せ」
会場の緑の島は、港に浮かぶ人工島。周りを海に囲まれ、函館どつく(造船所)や赤レンガ倉庫などが手が届きそうな近さにあります。メンバーの姿をとらえる巨大モニターに、時々ステージから見える客席が映し出されますが、25000人の後ろに海が広がる光景は、函館の野外ライブならではの絶景でしょう。
ステージに組まれた黒船のセットの背景には、霧に包まれた函館山。本来なら、目の前に美しい山の全貌が見えるところですが、これも函館らしさといえるかも。メンバーの過ごしてきた「函館の夏」のイメージという、グレーな空がそこに広がっていました。
リーダーのTAKUROさんが言うように「歌舞伎座で歌舞伎を見る、国技館で相撲を見るように、函館でGLAYを聴く」という体験。函館の空気の中にGLAYの音が響き、会場は一体感に包まれました。
(左)函館山はふもとだけ姿を見せ、山頂は霧の中 (右)花道が前後左右に設けられ、一体感満点。快い海風が吹きわたります。
(左)オープニングには函館とメンバーの歴史を振り返るショートフィルムが。函館市民なら誰でも知っている「はこだて賛歌」も登場。
(中・右)巨大な黒船のステージセット。帆は曲に合わせて色が変わったり、映像が映し出されたりしました。
ベースJIRO、ギターHISASHI、ヴォーカルTERU、ギターTAKURO
(左)恒例のタオルパフォーマンスは壮観 (右)GLAYの野外ライブで初めてという「雨」をものともせず、熱いステージと客席
◆番外編1・緑の島までの道も楽し
ライブ会場の緑の島は、函館の西部地区(函館山のふもと)にあります。JR函館駅からは市電で10分ほどの大町電停が最寄りですが、人気の観光スポットである赤レンガ倉庫を通るルートを歩いても約30分。ライブ当日は、函館駅から朝市を抜けて、ベイエリアを歩く人の列が絶えませんでした。
(左)運河(掘割)にかかる七財橋を越えると、赤レンガ倉庫
(下左)赤レンガのあたりから会場の緑の島が対岸に見えてきます
(下中)「帰りはどこに入ろうか」などと話しながら、足早に会場に
(下右)緑の島入口。陸地とは橋でつながれていて、順番に入場
◆番外編2・会場でのお楽しみ
(左)入場の列の横には、地元函館・南北海道の人気グルメがずらり。
はこだて和牛のコロッケやバーガー、アワビやツブの浜焼き、ホタテ入りカレーパン、いかめし、函館スイーツなどなど、いい匂い!
(右)Tシャツ、タオル、バッグ、パンフレットなど、オフィシャルグッズの販売ブースも
(左)列が進むと、前方に海がちらちら (中)入場ゲートの向こうには黒船が (右)ブロックごとに仕切られ、好きな位置に陣取ります
⇒関連記事「GLAY函館2013 街のにぎわい編」はこちら
※協力/ラバーソウル
2013/8/6公開