福島和可菜おすすめ、坂の街函館満喫ランニングコース
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女性芸能人最強のサブスリーランナー(フルマラソンで3時間切りを達成)である福島和可菜さん。函館出身で、函館マラソンにゲストランナーとして5年連続参加、函館観光大使も務める、函館とご縁の深い存在です。そんな福島さんが、函館に帰るたびに走るというお気に入りのランニングコースを、NHK BS1のランニング番組「ランスマ倶楽部」で2022年1月に披露しました。海あり、坂あり、山ありと、函館の魅力をぎゅっと詰め込んだバラエティ豊かなコース。脚力に自信のあるかたは、ぜひ挑戦してみてください。(コース内容は一部改変して掲載)
◆函館駅を出発して函館山山頂まで約9キロのアップヒルコース
【前半】函館駅~函館山登山口(函館山ふれあいセンター) 約6キロ
【後半】函館山ふれあいセンター~函館山山頂 約3キロ
【A】函館駅
スタートは、JR函館駅前。正面口を出て広場を直進すると、大通り(国道5号)に出ます。左方向へ歩道を1.5キロほど走り、「左・ともえ大橋」の看板の先を左折しましょう。
【B】ともえ大橋
ともえ大橋は、函館港に沿って走る全長約2キロの高架道路。海側に広めの歩行者用通路があり、海を近くに感じられます。正面には函館山。函館マラソンのコースにも組み込まれている絶景ポイントです。
【C】七財橋
ともえ大橋を渡りきり、右手に魚市場を見ながら直進すると、函館山がどんどん近づいてきます。車に気をつけて、石畳が敷かれた七財橋を渡りましょう。
【D】金森赤レンガ倉庫
七財橋を下ると、そこはベイエリアの中心、金森赤レンガ倉庫群。函館を代表する観光スポットのひとつで、美しい街並みを楽しみながら走れます。
【E】八幡坂
ベイエリアを後にして、函館山に向かってコースをとると、目の前に立ちはだかるのは八幡坂。福島さんが「秘密の特訓場所」として用意したプレゼント、さあ坂ダッシュ!
長さ約300メートル、最大斜度8.3°......坂上にたどり着いて振り向くと、こんなごほうびが! 函館のビュースポットとして一番人気の絶景が広がります。
八幡坂のつきあたりから左へ横移動すると、カトリック元町教会の美しい建物が目に入ります。目の前の大三坂は「日本の道100選」に選ばれた美しい石畳の坂です。
大三坂からさらに上に向かって続くのが、チャチャ登り。アイヌ語でチャチャ(おじいさん)と言うように、腰を曲げながら上りたくなる急坂です。坂ダッシュをもう1本! 函館山のふもとには19本の坂があるので、好みの坂を選んでアップダウンするのが福島さんのおすすめとか。
【G】函館山ロープウェイ山麓駅
チャチャ登りをつきあたりまで登ったら、坂チャレンジ終了。このあと、函館山の登山道経由で函館山山頂に向かいます。登山口まで移動する途中でロープウェイ乗り場を通りますので、ここまで(約5.5キロ)で終了する人は、ロープウェイで山頂に向かうこともできます。
【H】函館山登山道入り口(函館山ふれあいセンター)
ロープウェイ山麓駅の先から右手の坂道を上り、函館山ふれあいセンターへ。ここから函館山展望台までは、徒歩1時間弱のハイキングコース(旧登山道コース)になっています(上のコースマップ参照)。ふれあいセンターではパンフレットも入手可能。
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歩行者用の登山道は、よく整備されてスニーカーで気軽に登れるとして人気です。走って上る場合は、歩行者に充分注意して行きましょう。
【H】函館山展望台
標高334メートルの函館山の山頂には、市街地を見渡せる展望台があります。この景色を見れば、走った喜びもひとしおでしょう。函館駅からのルートも目で見て確認できます。
(函館山展望台で。福島和可菜さんと、ランスマメンバー佐野千晃さん、高樹リサさん)
日が暮れると、「100万ドルの夜景」とも称されるきらめく夜景も楽しめます。市街地と比べると、夜はかなり冷え込むので、保温対策をしっかりと。下りはロープウェイに乗って3分。その後、美味しいものを食べたり、温泉に入ったりして疲れをいやすのもいいですね。
なお、冬のあいだは、走行路面に雪が積もっている可能性が高くなります。ランニングは雪のない春~秋がおすすめです。
2022/1/26公開