菅田将暉・小松菜奈W主演「糸」、函館ロケ地ガイド
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2020年8月21日公開の「糸」は、中島みゆきの名曲を北海道・東京・沖縄・シンガポールを舞台に映画化した壮大な愛の物語。菅田将暉(漣)×小松菜奈(葵)のW主演で、榮倉奈々、斎藤工など豪華共演陣が集結した話題作ですが、函館でもロケが行われ、感動のシーンで登場します。劇中のスチール写真を織り交ぜて、ロケ地をご紹介しましょう。
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◆函館方面に移動する車窓風景
2人が葵の母親の消息を追って道央から函館方面に車を走らせるシーンで、車窓には函館と近郊の観光名所が現れます。
【大沼国定公園(駒ケ岳と大沼)➊】
大沼駅と大沼トンネルの間、JR函館本線と並走する道道338号線は、ところどころ大沼湖畔が開ける絶景ルートです。
【西部地区の街並み・市電「十字街」電停 ➋】
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函館観光のメインエリアのひとつ、函館山のふもとに広がる西部地区。函館市電の分岐点「十字街」電停は、旧丸井今井百貨店などの昔ながらの街並みが人気のスポット。函館山をバックに元町の教会群も望めます。
【西部地区の街並み・八幡坂 ➋】
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函館の坂の風景といえばここ! 青函連絡船記念館摩周丸が停泊する港を見おろす、人気ナンバーワンの坂を、漣の車が横切ります。
【西部地区の街並み・元町公園 ➋】
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八幡坂のすぐ近く、港の見える高台にある公園です。園内や周囲に歴史的な建造物が多い、人気の場所です。
八幡坂のすぐ近く、港の見える高台にある公園です。園内や周囲に歴史的な建造物が多い、人気の場所です。
◆再会後、距離を再び縮める海辺の風景
【入舟漁港 ➌】
車をとばしてたどりついた函館の海辺の町。葵が母への思いを漣にぶつけるシーンが入舟漁港(函館漁港)で撮影されました。函館市電5系統の終点「函館どつく前」電停から歩いて5分ほど。イカ釣り漁船が利用し、防波堤、船揚場、水揚げする岸壁などがあります。後ろに見えるのは、あの夜景で有名な函館山です。
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2人を優しく見守るような緑の山が印象的。
入舟漁港は現役の港湾施設なので、場内は立入禁止。車などに注意して、公道から眺めるにとどめましょう。
◆見送りの空港の場面
【函館空港 ➍】
函館の空の玄関、函館空港。搭乗ゲートの内側と外側の間の柱には「もしもしコーナー」があり、ガラス越しに話をすることができます。
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旅立つ葵と見送る漣。
【函館山展望台 ➎】
旅立ちを象徴する飛行機の軌跡が映し出される、函館山からの夜景のシーン。街灯りのきらめきの美しさが印象的です。
◆カウントダウンパーティーの行われるフェリーターミナル
【津軽海峡フェリー 函館ターミナル ➏】
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葵にもう一度会うために、函館のフェリーターミナルにやってきた漣。
海と函館山を見渡せるウッドデッキには、撮影ポイントとして特にカップルや家族連れに人気のある「ハートのモニュメント」があります。
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このデッキで、約300人の地元エキストラが参加し、令和カウントダウンパーティーの撮影が行われました。
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葵が乗り込むカラフルなイラストが特徴のフェリーは、高速フェリー「ナッチャンWorld」を貸し切りで撮影。現在は防衛省との使用契約が結ばれ、災害派遣などに使用されています。ふだんは函館ターミナルに停泊していることが多いそうです。
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パーティーの人波の中でお互いを探す、クライマックスのシーン。
ご紹介した函館ロケ地の一覧マップ
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2020年8月21日(金)より全国公開
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2020/8/21公開
*の画像はすべて🄫2020映画『糸』製作委員会
*の画像はすべて🄫2020映画『糸』製作委員会