
GLAY函館アリーナ2020ライブと街のおもてなしレポート
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GLAY
2020年新春、函館にGLAYが帰ってきた! デビュー25周年を記念した大型アリーナツアー「DEMOCRACY 25TH HOTEL GLAY "THE SUITE ROOM"」の追加公演として、1月10日・11日に函館アリーナで公演。「ホテルのような最高のおもてなしで、最高の時間を過ごしてほしい」というメンバーの思いのこもった、出身地・函館にファンの皆さんを迎える温かい時間が流れていました。函館の街をあげてのおもてなしのいろいろも含めて、2DAYSをレポートします。

©Keiko Tanabe
◆ライブ当日の函館アリーナ

函館アリーナの中庭(ともえひろば)には、今回のツアートラックが停まってお出迎え。記念写真を撮る人が続々と。

昼も夜も絵になる存在です。

サブアリーナでは、開場にさきがけてオフィシャルグッズの販売。会場特典やGLAY MOBILE会員限定のプレゼントなどもあり、熱気にあふれていました。

メインアリーナのロビーにはお祝いの花輪がずらり。

ロビーに常設のGLAYコーナーには、過去の公演の記念サインや、函館市に贈られたギターなどが展示され、熱心に撮影するファンのかたの姿が。

開場を待つ、気持ちが高まる時間。「NO DEMOCRACY」のビジュアルで来場のグループ、気合十分です。
◆各日4000人が酔いしれたライブステージ

©Keiko Tanabe(以下全8点)
「函館、ただいま~!」「(観客)おかえり~!」
函館アリーナでのGLAYライブは、2015年夏のこけら落とし、2018年12月に続いて3度目。地元の道南杉をはじめとする木の温かさと、天井の硬質な構造とが織り成すスタイリッシュな空間が印象的です。函館にアリーナができて、大きなライブができることへの感謝の言葉も語られ、会場は一体感に包まれます。
函館アリーナでのGLAYライブは、2015年夏のこけら落とし、2018年12月に続いて3度目。地元の道南杉をはじめとする木の温かさと、天井の硬質な構造とが織り成すスタイリッシュな空間が印象的です。函館にアリーナができて、大きなライブができることへの感謝の言葉も語られ、会場は一体感に包まれます。

TERU(ボーカル)とTAKURO(ギター)。

JIRO(ベース)。

HISASHI(ギター)。

15枚目のアルバム「NO DEMOCRACY」からの「My name is DATURA」「COLORS」「元号」「氷の翼」などに加えて、10日は「誘惑」「逢いたい気持ち」、11日はGLAY最大のヒット曲で函館を歌ったとされる「Winter, again」を披露。両日25曲が演奏されました。

スクリーンに映し出される映像とともに、スモークや炎、レーザー、サーチライト、ミラーボール、巨大なメンバーの人形など、ダイナミックな演出は圧巻です。

「函館を離れて25年たっても、函館でライブができることは嬉しいし幸せ」「ライブでいろんな街に行くけど、やっぱりここは格別。18年生きてきた街、たくさんの思い出が詰まってる」「GLAYの音楽を函館で聴くと、よけいにしみるよね」「函館でしか感じられない気持ちを歌にのせて届けます」
歌いながら何度も「HAKODATE~!」とシャウトし、歌詞の一部を「函館」に置き換えて、函館への愛があふれ出すステージです。

「また函館に帰ってきます。行ってきま~す!」「(観客)いってらっしゃ~い!」
◆函館の街のおもてなしスナップ~交通機関編

函館市電は、ライブ前後に大幅増便。レトロ車両の530号も大活躍です。

車内には「おかえりなさい函館へ」の歓迎ポスターを掲示。

今回のライブ記念の1日乗車券も発売され、観光案内所やホテルのロビーで販売。

函館バスではライブ終了後、お帰り臨時バスを運行。「G系統」は特別仕様です。

経路表示板には、粋なはからいのメッセージが!

JR函館駅構内には、お手製のフォトスポット。会場への案内などが並びます。

列車の運行状況を知らせるボードには、さりげなくファンのみなさんへのメッセージも!

函館空港でも、会場までのアクセス案内や、1日乗車券の販売コーナーが設けられました。
◆GLAYゆかりスポットや応援スポットのおもてなしスナップ

オフィシャルショップのG4 Space、ライブ前や後に立ち寄るファンのかたの長蛇の列が。

新商品Toy Watch含むG4 Spaceグッズの一部を販売。

G4 Space2階の期間限定オープンG4 CAFEでは、カフェイベントを開催。

GLAYが結成当初演奏したライブハウスあうん堂は、臨時でカフェタイム営業。

屋根裏の楽屋の壁に残る、当時メンバーが書き残した落書きを特別公開!

金森赤レンガ倉庫のカネモリブリックラボ前には、ブロック製巨大なライブロゴが登場。

メンバーのフィギュアも特徴がよく出ています。

函館市地域交流まちづくりセンターでは、GLAYと関わりの深いイラストレーターkumiさんの作品展。函館の観光スポットをバックに、メンバーのイラストを描いたものが話題に。

なかなか可愛いメンバーたちです。

函館のコミュニティ放送局FMいるかでは、11日に7時間にわたる特別番組を放送。

オープンスタジオを訪れた人からの応援メッセージ、2枚ぎっしり集まりました。

GLAYゆかりのラーメン店maidoは、メンバーから贈られたクルー用Tシャツで接客。

G4 Space近くにあるお寺のお地蔵さんにも、GLAY25周年のお祝いメッセージが!
◆ライブに合わせて、ホリエモン×GLAYのスペシャルイベントも開催

GLAYメンバーと親交のあるホリエモンこと堀江貴文さんが、今回のライブ日程に合わせて、「分散型街中フェス!」と銘打ったイベント「函館ホリエモン万博×GLAY」を開催。TERUさんからの「函館を楽しんでもらえるイベントをやりたいな」というリクエストを受けて、堀江さんが「街のいろんなところを巡って、地元のワイナリーやフードを楽しめるように」とプロデュースしました。

人数限定(先着)で配布されたTAKUROさんと堀江さんとの特別対談(2015年のネットイベント)をまとめた冊子も、嬉しいプレゼント。

9つの会場のうちのひとつ、函館アリーナのサブアリーナでは、ワインとお酒によく合うフード、スイーツのブースが出店し、くつろいだ雰囲気です。

堀江さんと函館、GLAYゆかりのゲストとのトークショー「怒涛の対談」には、GLAYのプロデュース・アレンジを手がける音楽プロデューサー・亀田誠治さんが登壇しました。亀田さんはこの企画を聞いたときに、自ら手を挙げたという熱の入りよう。GLAYの新しいホームグラウンドとなった函館スタジオをレコーディングで定期的に訪ねるといい、「景色、やばいですね」。函館の街がGLAYの音楽に与える影響を、改めて語ってくれました。話題は、表現するうえで大切な「えくぼ」、サブスクや異業種のコラボの可能性などなど、成熟社会の未来のエンタメ論に広がり、刺激的な対談となりました。

対談の最後には、全員で「函館のパフェで乾杯!」。
写真協力/函館市地域交流まちづくりセンター、FMいるか
2020/1/14公開