※函新撮影※函館駅.JPG

函館の主要交通ターミナル、乗り換えガイド

  • あなたのテーマでディープな函館
  • 市電・バス
  • 鉄道
 
函館で、JRや市電、バスなどの公共交通機関を利用して目的地に向かうとき、乗り換えがあると少し不安になりますね。「次の乗り場への移動はどれくらい?」「目印になる建物は?」などがよくわかる、おもな交通ターミナルでの乗り換えガイドをお届けしましょう。
 
◆JR函館駅
 
図1函館駅前202111.jpg
 
JR函館駅は札幌、大沼公園、新函館北斗方面からのJRと、第三セクターの道南いさりび鉄道が乗り入れる始発・終着駅。函館で一番乗降の多いターミナルです。正面口を出るとタクシー乗り場とバスターミナル、少し離れたところに市電の停留所があります。
 
【JR・道南いさりび鉄道】
●1~4番ホーム
JR普通(大沼・大沼公園・森方面)、道南いさりび鉄道普通
●5・6番ホーム
JR普通・快速「はこだてライナー(新函館北斗行き)」
●7・8番ホーム
JR特急「北斗(新函館北斗、大沼公園経由札幌行き)」
 
函館駅は、改札とホームを結ぶ連絡通路が一体になった櫛形ホームが採用されているので、改札からホームまではバリアフリー仕様。ホーム間の移動も、平面でスムーズです。
2024年3月16日からは、函館~新函館北斗間でKitacaやSuicaといった全国相互利用可能な交通系IC乗車券が利用できるようになりましたが、函館北斗以北の各駅や道南いさりび鉄道線を利用する場合は、引き続き券売機で切符を購入が必要です。
 
170206X02.jpg
【市電】
●五稜郭公園前・湯の川方面
五稜郭公園前、競馬場前、函館アリーナ前、湯の川温泉など
●どつく前・谷地頭方面
十字街、末広町、函館どつく前、青柳町、谷地頭など
 
JRから市電の停留所までは、歩いて8分ほど。横断歩道を2回渡ることになるため、信号のタイミングによっては数分前後するのでご注意を。市電は日中7分間隔の運転なので、遅れがあるとき以外は、停留所で待っていればすぐに電車が到着します。バスターミナルと市電の停留所の間は、横断歩道の通行を含めて5分ほどかかります。
 
170206G03.jpg
【バス】(観光で利用しやすい主なもの)
●3番のりば
啄木小公園、土方・啄木浪漫館、函館市熱帯植物園方面(95・95A系統、96系統)
●4番のりば ※5A・5B系統は2024年時点で運休中
函館バスの観光路線バス(1系統 函館山登山バス、2系統 ロープウェイシャトルバス、3系統 元町・ベイエリア周遊号、5系統・5B系統 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス、5A系統 函館牛乳・あいす118行き)
●5番のりば
五稜郭方面、湯倉神社前方面
●11番のりば
函館帝産バスが運行する函館空港・函館フェリーターミナルへのシャトルバス、北海道バスが運行する青函フェリーターミナル行き路線バス
●12・13番のりば
北都交通・北海道中央バス・函館バスの高速はこだて号、北海道バスの高速バスニュースター号
●14番のりば
北海道バスが運行する路線バス
 
JRからバスへの乗り換えは5分程度。正面口に出ると、タクシー乗り場の少し先にバスの1番のりば、続いて2~8番のりばが順にあります。11~13番のりばへは1番のりばの手前の横断歩道から(9・14番は降車用など)。バス案内所には待合スペースやトイレがあるほか、函館駅前発の函館バスの路線バスが何分後に到着するかを確認できるモニターもあります。
 
 
◆函館空港
 
図2函館空港2021_R.jpg
 
函館空港のバス乗降所は4カ所あり、出発ロビー側の1か所は降車専用、到着ロビー側の3つの乗り場から函館市内やトラピスチヌ修道院、新函館北斗駅、大沼公園方面へ向かうことができます。市電・函館バス共通の1日・2日乗車券の購入は、空港内の案内所または函館バスの車内で。
 
【バス】
●1番のりば
函館バス7A・7B・7E・7F系統 とびっこ(湯の川温泉電停前、五稜郭など停車)
 
●2番のりば 
函館バス5系統(五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス)
5A系統(函館牛乳・あいす118行き)※2024年時点で長期運休中
96系統(函館駅前行き。湯の川温泉、啄木小公園前経由)
 
●3番のりば
函館帝産バスシャトルバス(函館駅前行き)
※新函館北斗駅前行きと五稜郭公園方面便は運休中
大沼交通シャトルバス(大沼公園駅前行き)
 
到着ロビーからバス乗り場までは徒歩2分程度。各路線とも飛行機の到着時刻に合わせてダイヤが組まれており、余裕をもって接続できるように配慮されています。なお、バスで函館空港に着いて飛行機に乗る際は、降車専用バス停から建物に入ると、すぐにチェックインカウンターが見えます。
 
 
◆JR新函館北斗駅
 
図3新函館北斗駅2021_R.jpg
 
新函館北斗駅は、北海道新幹線やJR在来線、函館市内への路線バスのほか、大沼公園や函館空港方面へのシャトルバス、札幌方面への高速バスなどが発着するターミナル。駅舎には観光案内所や売店もあります。
 
【JR】
●新幹線11番ホーム 東京行き
●新幹線12番ホーム 主に到着用
●在来線1番ホーム 「はこだてライナー(函館行き)」
●在来線2番ホーム 特急「北斗(大沼公園経由函館行き、札幌行き)」
●在来線3・4番ホーム 普通(大沼公園経由函館行き、森・八雲・長万部方面)
 
1・2番ホームの在来線と新幹線を乗り継ぐ場合は、乗換改札をはさんで同一平面にあり、改札を通ると即、新幹線11番ホームです。混雑時は乗り継ぎに時間がかかることもありますが、おおむね5分以内に乗り換えが可能。一方、新幹線の到着は原則として12番ホーム。新幹線から在来線に乗り継ぐ場合は、いったん駅2階へ上がり、連絡改札を通って、在来線ホームに下りる必要があります(所要時間10分程度)。
2024年3月16日からは、函館~新函館北斗間でKitacaやSuicaといった全国相互利用可能な交通系IC乗車券が利用できるようになりましたが、大沼公園方面へ向かう場合にはIC乗車券の対象外となるため切符の購入が引き続き必要で、切符の購入に時間がかかる場合があります。
 
160327M11s.JPG
【バス】
●1番のりば
札幌行き高速バス(高速はこだて号・函館特急ニュースター号)
●2番のりば
 
●3番のりば
大沼交通 大沼公園行きシャトルバス※2024年3月31日まで臨時運休中
 
●4番のりば
函館市内へ向かう路線バス(七飯・桔梗経由)
函館バス710系統 快速瀬棚号、210系統 鹿部線(大沼公園、道の駅しかべ間欠泉公園経由)
●5番のりば
函館市内へ向かう路線バス(大野経由)
函館バス610系統 江差線
 
新幹線・在来線の各ホームからバス・タクシー乗り場に向かうには、いったん駅2階に上がり、改札を出て1階へ下り、西口から外に出ます。乗り継ぎには10~15分みておきましょう。なお、函館駅前までバスで行くと1時間ほどかかりますが、途中の五稜郭方面や、桔梗・昭和・亀田支所前方面、七飯・大野方面に向かう場合は、バスの利用が便利です。
 
 
◆市電「五稜郭公園前」付近
 
図4五稜郭202111.jpg
 
五稜郭公園への玄関口で、丸井今井函館店や複合施設シエスタハコダテの最寄りとなる五稜郭公園前電停・五稜郭バス停。道南四季の杜公園やダム公園のある赤川方面、函館北斗駅前など、郊外へ向かうバス路線との乗り継ぎスポットとなっており、函館駅前と並ぶ大きなターミナルです。
 
170206X03.jpg
【市電】
●湯の川方面(丸井今井函館店前)
競馬場前、函館アリーナ前、湯の川温泉など
●函館駅方面(野村証券函館支店前)
函館駅前、十字街、函館どつく前、谷地頭など
 
【バス】
●1番のりば
亀田支所前、赤川、上陣川、新函館北斗駅前、湯倉神社前、函館空港方面 ほか
●2番のりば
函館駅前、湯倉神社前、函館空港方面 ほか
●3番のりば
湯倉神社前、香雪園、函館空港、戸井・恵山・椴法華・南茅部方面 ほか
●4番のりば
函館駅前、五稜郭駅前、亀田支所前、函館空港方面 ほか
●5番のりば
函館駅前方面
●6番のりば
函館駅前、五稜郭駅前、新函館北斗駅前方面 ほか
●7・8番のりば
亀田支所前、赤川、湯倉神社前、香雪園方面 ほか
 
市電とバスとの乗り換えは、交差点を渡らずにできる場合と、1~2度横断歩道を渡る場合があります。乗り場によって異なりますが、数分~10分程度みておきましょう。市電の停留所は、行き先の方面で場所が違うので、よくご確認を。徒歩15分ほどの五稜郭公園までバスを利用する場合は、1番のりばのバスで。「警察署前」バス停まで3分(公園まで徒歩5分)のほか、「五稜郭タワー前」バス停まで2分、61・66系統のバスで「中央図書館前」バス停まで5分、60・60A系統のバスで「五稜郭公園裏」バス停まで5分(いずれも公園の外周の道路に停車)。
 
◆湯の川・湯倉神社前・湯川3丁目
 
図5湯の川・湯倉神社前202110.jpg
 
市電の「湯の川」停留所から、トラピスチヌ修道院方面や函館空港、函館市の旧4町村エリア(戸井・恵山・椴法華・南茅部)方面へのバスに乗り継ぐ際のターミナル。バス停名は「湯倉神社前」と「湯川町3丁目」で、複数のバス停が点在しているので注意が必要です。市電の停留所付近と、川を隔てた先の2カ所に分散しているため、「湯倉神社前」バス停に2回停車する路線もあります。
 
130928X03.jpg
【市電】
●五稜郭公園・函館駅方面
函館アリーナ前、競馬場前、五稜郭公園前、函館駅前、十字街、函館どつく前、谷地頭など
 
【バス】
(市電乗り場側)
●1番のりば(カドワキ前) 函館駅前・ガス会社前・競馬場前方面からの82系統と市民会館・函館アリーナ前・湯の川温泉電停前方面からの81系統専用
●2番のりば(信金前)
●3番のりば(道銀前)
(川向こう)
●4番のりば(浜田歯科医院前)
●5番のりば(湯の川製薬跡前)
なお、96系統が使用している6・7番のりばは2021年4月のダイヤ改正に合わせ、他のバス停と離れていることを考慮して湯川3丁目に改称されました。
●湯川3丁目(旧湯倉神社前6番のりば)(清水眼科前)96系統(函館空港方面)
●湯川3丁目(旧湯倉神社前7番のりば)(高橋整骨院前)96系統(熱帯植物園前・啄木小公園前・松風町・函館駅前方面)
 
同じ「湯倉神社前」バス停でもいろいろありますので、前もって、自分の乗りたいバスにどの建物前から乗れるのかを確認しておくことが必要です。市電からの乗り換え時間も数分~10分程度と幅があります。バス同士の乗り継ぎに関しては、最初に降りたバス停で次のバスへ乗り継ぐか、降りたバス停から横断歩道を渡って向かい側のバス停へ向かうケースがほとんどですが、市電乗り場側のバス停だけに停車する系統から5番のりばや湯川3丁目発の路線への乗り換えもよくあるため、バス停間の移動に5~10分程度かかることも。なお、湯倉神社前(バス)・湯の川(市電)と湯川3丁目バス停は、引き続き乗り継ぎ指定停留所となっているので、ICASnimocaで乗り換え・現金での乗り継ぎは従来通り可能です。
函館バス 函館駅前案内所 0138-22-8111 函館営業所 0138-51-3137
 
【タクシー】
タクシー乗り場はとくにありませんが、美鈴湯の川店の付近(湯の川橋)にタクシーが待機していることが多く、函館空港までおおむね1120円ほどです。
 
◆亀田支所前
 
図6亀田支所前202104_R.jpg
 
亀田支所前は、函館市北西部(亀田エリア)の主要な交通ターミナル。はこだて未来大学、ダム公園、道南四季の杜公園方面、四稜郭などへの路線バスに乗り継ぐことができます。バスからバスへの乗り継ぎのみで、バス停は2021年4月1日から利用が開始された美原地区路線バス乗降場に1~5番のりば、その運用開始前から使われている6~8番のりばがあります。
亀田地区の新たなバスターミナルとなる美原地区路線バス乗降場には1日200便以上が乗り入れ、段階的に乗り入れ便を増やし、ゾーンバスとの接続や6~8番のりばの廃止なども予定されています。
亀田交流プラザ1階が待合室にあてられており、喫茶や書籍コーナーでバスを待つことができるるほか、館内備えつけのバスの到着・運行情報のモニターに、のりばごとに到着まで何分かかるかや乗り場の番号などが表示されるため、乗り継ぎの際にとても便利です。
 
220413X55.jpg
【バス】(美原地区路線バス乗降場発着分)
●1番のりば
はこだて未来大学・赤川方面(50・55A・55B・55C・55F・55H系統)
●2番のりば
五稜郭・函館駅前方面(7E・7F系統、19系統・25系統・30系統・33系統・51系統、53系統、55A・55C・55E・55F系統、56系統、59系統)
●3番のりば
昭和・桔梗方面(58・58A系統、72系統、74系統)
●4番のりば
神山・湯の川方面(7A・7B系統、46系統、61A系統、66系統、72・72A系統、74系統、85A系統など)
●5番のりば(旧:亀田支所前2番のりば)
昭和ターミナル止まり(21・55G・67A・69・70・76)、流通センター・富川会館・久根別・新函館北斗駅(大野経由、桔梗・七飯経由)方面ほか(11・19・13・・76A・97・25・33・33C・58・64・67・70A系統)・長距離便(510・710系統)
 
●6番のりば(JA函館市亀田美原前)
五稜郭、千代台、函館駅前、湯倉神社前、函館空港、谷地頭温泉方面
●7番のりば(ヤマダ電機前)
湯倉神社前、函館空港、上陣川、東山墓園裏、東山墓園前、中央図書館前、五稜郭、函館駅前方面
●8番のりば(みはら歯科矯正クリニック前)
赤川、昭和ターミナル、美原台団地、石川町会館前、新函館北斗駅前方面
※6~8番のりば発着の路線は今後美原地区路線バス乗降場1~5番のりば発着に整理・統合されます。
 
乗り換えは横断歩道を渡らずにすむ場合は4分、横断歩道を渡る場合は最大8分程度かかります。
 
◆JR五稜郭駅
 
図7五稜郭駅2021_R.jpg
 
 
JRと道南いさりび鉄道が乗り入れる五稜郭駅。駅前のバス乗り場から、函館市内中心部や郊外へ向かう路線バスが出ています。
2024年3月16日からは、函館~新函館北斗間でKitacaやSuicaといった全国相互利用可能な交通系IC乗車券が利用できるようになりましたが、道南いさりび鉄道線を利用する場合は引き続き切符の購入が必要で、自動改札は利用せず、改札を通る際は有人の改札口を利用します。
【2024/3/27更新】五稜郭駅の道南いさりび鉄道用の券売機は、2024年3月下旬に各種交通系IC乗車券や流通系ICカード、クレジットカード、二次元バーコード決済に対応した新型へ更新されました。
 
170206X04.jpg
【JR・道南いさりび鉄道】
改札口からいったん階段を上って跨線橋を通り、各ホームへ
●3・4番ホーム(函館行き)
●5・6番ホーム(JR普通・快速列車、特急列車、道南いさりび鉄道普通列車)
 
JRと道南いさりび鉄道へ乗り換える際は、交通系IC利用の場合はいったん改札から出て、改めて切符を買ってから乗り換えホームに向かうか、現金での利用の場合はそのまま乗り換えて、下車駅で乗務員または駅係員に申し出て清算する形になります。
 
【バス】
●1番のりば 昭和営業所前方面
●2番のりば 棒二森屋前、高龍寺前、五稜郭、函館アリーナ前、湯倉神社前方面 ほか
●4番のりば 函館駅前、船見町、五稜郭、亀田支所前・湯倉神社前方面 ほか
●5番のりば 新函館北斗駅、昭和ターミナル、亀田支所前方面。 大沼公園・森・八雲・長万部方面長距離便。札幌行き高速バス(乗車のみ)
 
JRとバスの乗り換えは、ホームから改札を通って各バス停まで平均で8分ほど。バスからJRに乗り換えるには、接続によっては待合室で列車の到着を待つ時間が必要になります。
 
◆函館フェリーターミナル(津軽海峡フェリー)
 
08函館フェリーターミナル.png
 
津軽海峡フェリーから函館バスや函館帝産バスのシャトルバスへの乗り換えターミナルです。
 
【バス】
●函館バス 五稜郭経由 日吉営業所前行き、富川会館前行き
●函館帝産バスのシャトルバス 函館駅前、ラビスタ函館ベイ前経由
 
フェリーの各乗下船口とバスの乗り場は、5分程度で乗り継ぎが可能です。深夜・早朝に関してはバスの運行がないため、市内への移動はタクシー利用となります。
 
 
◆青函フェリーターミナル
 
171107X11.png
 
函館にある、もう1つのフェリーターミナル。函館バスの乗り場は併設されておらず、最寄りは「北浜町」バス停となっています。
北海道観光バスの函館駅前・湯の川温泉方面へのシャトルバスもあります(交通系IC乗車券や1日・2日乗車券は利用できません)。
夜間・早朝は路線バスの運行がないため、市内への移動はタクシー利用になります。
 
【バス(北浜町バス停)】
●五稜郭・函館駅方面
●新函館北斗駅方面
 
2017/2/9公開

このサイトでは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためにCookieを使用しています。引き続き閲覧される場合は、当サイトでのCookie使用に同意いただいたことになります。 承諾する