涼を求めて…癒やしの水辺めぐり<その1>
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眺望がいい
キラキラと輝く湖面、清らかな流水、激しく飛び散る水しぶき…
手つかずの自然美や爽やかな景色に暑さを忘れ、清涼感に満たされるひとときを。
■市民の森 トラピスチヌ修道院に程近い憩いの場
16.3ヘクタールもある広大な園内は、スイレンが咲く「水のある森」、道内最大規模の「アジサイ園」などの各エリアに分かれており、夏は森林浴を楽しみながら散策ができる。約1万3000株のアジサイの開花時期でもある7~8月には「アジサイウィーク」が開かれる。
市民の森
函館市上湯川町327‐1
駐車場あり
問い合わせ:函館市住宅都市施設公社市民の森管理事務所
0138-59-4472
■見晴公園 風格ある園庭の池
1898年頃に市内有数の豪商・岩船家が別荘として造成した風景式庭園「香雪園」を含む和洋の様式が織り交ぜられた公園。2001年に「名勝」の指定を受けた北海道で唯一の国指定文化財庭園になる。数奇屋風書院造の園亭に設けられた庭池は、周囲をぐるりと大きな石が囲み趣深い造り。ブライダル写真の撮影やイベントでの利用も可能で、室内の廊下からも風情ある庭が見える。
見晴公園
函館市見晴町56
園亭の利用時間:9~17時
駐車場あり
問い合わせ:函館市住宅都市施設公社公園管理部東部公園事務所
0138-57-7210
■昭和公園 子どもたちの笑顔がはじける
大型遊具から多目的広場、テニスコートまでが揃う1999年開設の市民の憩いの場。小さな子供が入って遊べる「水の広場」と「せせらぎ水路」は、5月から稼働中で、休日ともなると子供達のはしゃぐ声が絶えない。
昭和公園
函館市昭和町20-6
駐車場あり
問い合わせ:函館市住宅都市施設公社北部公園管理事務所(昭和公園)
0138-40-6322
■八郎沼公園 サクラ、スイレンの名所
1880年ごろに酪農用の池を掘って水を蓄えたのが始まりの人工沼で、1975年から5カ年計画で公園として整備された。水面に空の景色が映る沼をぐるり一周すると、四季折々の花や草木に出合える。春にはサクラが、初夏から秋にかけてはスイレンが咲き誇る様子も見どころの一つ。
八郎沼公園
北斗市向野
開放時間:8時半~17時(11月上旬~4月上旬は閉鎖)
問い合わせ:北斗市建設部都市住宅課都市計画係
0138-73-3111
■鹿部ひょうたん沼公園 駒ケ岳の絶景が楽しめる
出来澗(できま)岬の真ん中に位置し、ひょうたん形の沼の周りを整備した湖沼公園。園内には多目的広場やバーベキューができるあずまやがあり、沼を一周できる散策路には木道も完備。スイセン、ツツジ、アジサイなど四季折々の花が楽しめ、天気が良ければ駒ケ岳の絶景が見られる。
ひょうたん沼公園
鹿部町本別
駐車場あり
問い合わせ:鹿部町役場水産経済課食と観光推進室
01372-7-5293
■鹿部公園 川遊びもできる人気スポット
4.8ヘクタールの公園の中央には、川遊びができる河川敷や散歩道、アスレチック遊具があり、徒歩圏内には温水プールがある。プールには水着で入れる温泉が付いているのもうれしい。夏はオオデマリ、秋はナナカマドなどの花や草木が見られ、春は約300本のサクラが咲く花見スポットとしても人気。
鹿部公園
鹿部町鹿部
駐車場あり
※プールの利用期間は5月~9月末
問い合わせ/鹿部町役場水産経済課食と観光推進室
01372-7-5293
(この記事は、フリーマガジン「ハコラク」2023年8月号から再構成したものです)