※函館新聞撮影※DSC_2498.jpg

「函館西部地区バル街」をより楽しむ4つのポイント

  • 美味
  • 街歩き
  • あなたのテーマでディープな函館
  • 飲食店
  • ご当地グルメ
  • 街歩き
  • イベント

毎年、春秋の計2回開かれる「函館西部地区バル街」。函館の「街あるき」を満喫しながら、美味しい「ピンチョス(かるいおつまみ)」とお酒を食べ飲み歩くイベントです。

先日チケットが発売された4月21日(日)の春のバル街に向けて、昨年の記者の実体験を踏まえて、楽しみ方と「より楽しむための4つのポイント」をお伝えします。

 

※函館新聞撮影※DSC_2469.jpg

◆「函館西部地区バル街」とは?

2004年から始まったバル街は、西部地区をスペインの立ち飲み居酒屋「バル」の連なりを巡り歩く楽しさを知ってほしいと、「レストラン・バスク」のオーナーシェフ深谷宏治さんの呼びかけで始まった企画で、函館を代表するグルメイベントです。日ごろ足を運ぶ機会の少ない店も気軽に利用できる人気イベントで、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け約3年半中断していましたが、2023年春から復活し、今年で20周年を迎えます。2019年度のサントリー地域文化賞を受賞しています。

◆チケットの買い方

市内および七飯町の販売協力店、参加店で前売り券(800円×5枚=4000円)を購入できるほか、インターネットで予約が可能です。

公式ホームページはこちら

ちなみに、前売りチケットは早めに売り切れるケースもあり、当日券(1000円×5枚=5000円)も枚数限定となっているため、早めに購入するのがおすすめです。

※函館新聞撮影※IMG_0899.jpg

◆どういう人におすすめ?

お酒や飲み歩きが好きな人はもちろん、お酒が飲めない人でも存分に楽しむことができます。

自分が普段なかなか足を運ばないお店や、「いつか行こうと思っていた」というお店を開拓するチャンスになるのはもちろん、行きつけのお店でも普段は注文しないメニューが楽しめたり、「バル街限定メニュー」で新たな発見があったりします。

また、教会や坂、レトロな建物が立ち並ぶ函館山のふもとをゆったり歩きながらお店をめぐることで、街歩きも楽しめます。

 

※函館新聞撮影※IMG_0895.jpg
※函館新聞撮影※DSC_2466.jpg
※函館新聞撮影※IMG_4263.jpg

◆食べる&飲む、だけじゃない!? 協賛イベントを楽しむ

参加店や協力会場では、弾き語りやダンスパフォーマンスなどの協賛イベントが多数行われています。お酒を片手に、音楽やショーを楽しむのもバル街の醍醐味のひとつです。

また、着物で来場した参加者に酒やジュースを振る舞う「きものdeバル」もおすすめしたい協賛イベントのひとつ。着物で来られた方にお酒・ジュースのミニ振る舞いサービスがあるのですが、自分一人で着物を着られない、という人も楽しめるように簡単着付無料サービスがあります。普段着物の廉価販売も行われます(簡単着付け無料サービスや要事前予約、お問い合わせは090-6031-1748(事務局・さわださん))。

※函館新聞提供※バル街.jpg
※函館新聞撮影※DSC_2501.jpg

◆振る舞いサービスも!

さらに、チケットを使わずに楽しめるイベントとして、「振る舞い」があります。「函館市地域交流まちづくりセンター」の隣にある「アクロス十字街」では、16:30ころからフレッシュチーズや生ハム、パン、スペインワイン、日本酒の振る舞いサービス(チケット台紙提示が必要)が予定されています。目の前で切り分けられる生ハムを楽しんでから、本格的にバル街に出発!という人も多く見られます。

◆あとバルについて

せっかくチケットを購入したのに、急な予定や病気などで参加できなかった人や、お腹がいっぱいになってチケットを残してしまった、という人向けに「あとバル」というシステムが用意されています。イベント翌日の4/22(月)~28(日)の1週間、使い残したバル街チケットで特定のメニューが楽しめたり、商品購入の支払い(800円分)として使用が可能です。

◆注意すること

お酒を楽しむイベントですので、飲酒運転は厳禁。帰りの公共交通機関として、「バル街お帰り電車」と「バル街お帰りバス」が運行されます。

「バル街お帰り電車」は湯の川方面行で、十字街電停(マップの一番中心付近)の出発は、1便目が21:45、2便目が22:05。バル街チケットの提示(チケット自体の受け渡しは不要)で運賃はすべて無料です。

「バル街お帰りバス」は美原方面行きで「函館市地域交流まちづくりセンター」横にバス停があります。1台目の十字街出発は21:30、2台目は22:30で、五稜郭バス停までノンストップ、昭和ターミナルが終点となり、どこで降りても運賃は一律300円です。

 

※函館新聞撮影※DSC_2452.jpg
※函館新聞撮影※DSC_2454.jpg
※函館新聞撮影※DSC_2461.jpg

◆経験者が教える、より楽しむための4つのポイント

前情報無しで参加しても十分楽しめますが、より深く楽しむためのちょっとしたポイントを4つにまとめました。

①情報を集める

事前に、チケット購入時に配布される「MAP」や、公式ホームページで気になるお店をピックアップしておきましょう。

そのうえで、当日、バル街のための案内所バル街i(アイ)が設置される「函館市地域交流まちづくりセンター」を訪れることをおすすめします。

なぜならば、ここにすべてのお店の最新情報や、協賛イベントの詳細情報が集まっているからです。事前のMAPでは「当店自慢の逸品を予定」とだけ書かれていたため自分が候補に入れてなかった、というお店が、絶対行きたい!となるようなメニューになっているケースもあるので見逃せません。

②お店同士の距離を把握

Mapで見ると簡単に歩いて行けそうですが、端から端まで歩くと実は結構な距離。道路を無視した直線距離でも片道約2.6kmあります。そのため、普段運動する人や身体を鍛えている人は問題ないかもしれませんが、デスクワーク&運動不足気味の人は途中でくたびれてしまうかもしれません。

「食べたい順番」でお店を選ぶのも一案ですが、お店同士の距離から移動時間を推測し、「この2店舗は近いから、まとめて行こう」「離れている店舗なので、市電で移動しよう」などの戦略が必要になります。

③待ち時間への備え

 どのお店も、多くの人に楽しんでもらえるように準備をしていますが、年々人気が高まっているイベント。お目当ての店では行列ができ、待ち時間が発生するケースも多く見られます。

春秋という、比較的過ごしやすい時期の開催ではありますが、天候によっては少し冷え込むケースも…。

待ち時間は必ず発生する、という想定の元、服装などにはくれぐれも注意しましょう。

たまたま列で前後になった人と、行ってきたお店の情報交換をするのも楽しみ方のひとつです。

④優先順位を決め、代案を複数準備する

メニューはもちろん、距離や待ち時間もすべて踏まえたうえで、その場その場で判断する必要があります。どうしようか迷っているうちに、お目当ての店が売り切れになったり営業時間が終了になったりする場合も…

チケット1綴り(5枚)の場合、

・最優先で行きたいお店(2-3つぐらい、1-2店行けたら100点!)

・行けたらうれしいお店(3-6店、絶対行きたいお店の近くから選んでおくのが無難)

・楽しみたい協賛イベント(後述)

というようなイメージを決めておくと、より良いと思います。

特に、③で書いた待ち時間については、当日店舗に行ってみるまで予想することができません。ズラリと行列があった場合に、並んでも絶対にそのお店に行きたいのか、諦めて次のお店に行くのか、前もって考えておくと、心に余裕ができます。

 

※函館新聞撮影※DSC_2516.jpg

リピーターも多い「函館西部地区バル街」。たくさんの楽しみが詰まったイベントですので、まだ未体験という方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

====

函館西部地区2024 第35回 春のバル街 

公式ホームページ

実施日・時間 2024年4月21日(日)12~24時(店によって異なる)

参加店舗 61店

当日の情報提供 バル街 i (アイ)にて(函館市地域交流まちづくりセンター1階) 

チケット 

前売券(800円×5枚=4000円)⇒市内および七飯町の販売協力店、参加店で販売(ネット予約あり)

当日券(1000円×5枚=5000円)、端数チケット(1枚100円)⇒「バル街 i 」で販売(枚数限定)

問い合わせ 080-6088-3945(事務局 加納さん)

 

 


このサイトでは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためにCookieを使用しています。引き続き閲覧される場合は、当サイトでのCookie使用に同意いただいたことになります。 承諾する