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ゆったり函館時間をすごせるレトロカフェ

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函館の街並みを眺めながらのんびり散策し、ちょっと疲れたらカフェでひとやすみ。そんなとき、歴史を見つめてきた古い建物を活用したカフェの存在は、嬉しいものです。古きよき時代の雰囲気が残る、明治から昭和初期の建物を利用したカフェを、函館移住者の @hakodate__love さんがご紹介します。日常から離れて、ゆったりとした「函館時間」をすごしませんか。
 
茶房 ひし伊~大正時代の黒漆喰の外壁がレトロモダン
 
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まるで高級旅館のような重厚な外観。大正10年建築の質蔵を改造したという、アンティークショップ併設の喫茶です。
 
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その重そうな扉の蔵の中に一歩足を踏み入れると、思わず声が出てしまいそう。天井が高く、「和む」という言葉がぴったりです。店主さんの穏やかな接客にも癒されます。
 
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和洋モダンな甘みがいろいろ。フルーツワッフルは、サクサクのワッフルと色とりどりのフルーツに、 ちょこんとのったあんこがアクセント。
 
茶房 菊泉~懐かしさがあふれる昔ながらの和風建築
 
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大正10年建築の酒問屋の別邸。入り口の上にある樽の形の「菊泉」が目を引きます。店名の由来となる、昔扱っていた日本酒の銘柄だそうです。
2023年9月に一旦閉店しましたが、2024年4月に新しい経営者を迎え、再オープンしました。
 
囲炉裏や古い棚など、昔懐かしいものがいっぱい。ついつい写真を撮りたくなります。
「新しくも懐かしい茶房菊泉」をコンセプトにメニューを一新。七輪で自分の好みの加減に焼き上げ、粒あんやみたらしのタレ、きなこ黒蜜を付けて食べる「自分で焼くおだんごのセット」などのセットメニューに加え、クリームソーダやコーヒー、抹茶ラテなどの単品メニューも提供されています。
 
 
ティーショップ夕日~日常を忘れられる海と夕日の名所
 
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空と海に近く感じるピンクの建物は、明治18年に函館検疫所として建てられた歴史的建造物。このたたずまいだけで、なんだかほっとして心が温かくなる癒しの日本茶カフェです。
 
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店内は木を基調としたシンプルなインテリアで、ノスタルジックな雰囲気。海の見える席でぼーっと外を眺めていると、肩の力が抜けて気持ちが軽くなるのを感じます。
 
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店主さんが厳選したこだわりの日本茶がたっぷり提供されるのが嬉しい。お茶受けのお菓子やお手製の漬け物も、お茶の味を引き立てます。冬期休業あり。
 
Cafe&Deli MARUSEN~モダンなビルに入るお洒落カフェ
2023年10月22日、移転のため一時閉店
 
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昭和9年に建てられた旧日魯漁業社屋の建物を生かした、モダンなたたずまいのカフェ。印象的なスプーンとナイフの看板がかわいい。
 
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扉を開けるとミルクホールのような開放的な空間が目に飛び込みます。天井が高くて広々とし、カップルも、グループも、おひとり様も、それぞれの時間をゆったりと過ごしています。
 
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フードに加えて、パンケーキやケーキ、パフェなど甘いものが充実。エスプレッソとマスカルポーネのパフェは、甘すぎず最後まですっきり楽しめる大人な味です。
 
茶房 旧茶屋亭~お気に入りの器で抹茶を楽しむ
 
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季節によって変わる暖簾が印象的な茶房。明治末期に建てられた和洋折衷建築物で、昔のお茶屋さんに入るような雰囲気の入り口です。
 
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ゆったりと座れる様々な椅子が並ぶ店内。窓ガラスは昔懐かしいゆがみ硝子で、ステンドグラス風に色ガラスがはめ込まれて、モダンな雰囲気です。
 
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器はどれも美しく、それ自体も楽しみのひとつ。抹茶の器は好きなものを選べて、自分で点てることも、お店のかたにお願いすることもできます。
 
ヴィクトリアンローズ~庭を眺めながら優雅な気分
 
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基坂ぞいに建つ旧イギリス領事館は、大正2年の建築。白い壁と青い窓枠が印象的です。その館内に、本場イギリスの紅茶が楽しめるティールームがあります。
 
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ゆったりしたテーブルで、よく手入れされたイングリッシュガーデンを眺めながら優雅にティータイム。特に満開のバラでにぎやかな夏はおすすめです。
 
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こちらでぜひ味わいたいアフタヌーンティーセット。焼きたてスコーンはサクサク! たっぷり入ったティーポットの紅茶の飲みごろは、砂時計が教えてくれます。
 
きんぎょ茶屋~レトロな雑貨あふれる和風カフェ
 
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赤と黒のコントラストが目をひく、峠の茶屋のような店がまえ。 大正の初めごろ建てられたという古民家を利用した和風カフェです。
 
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おばあちゃんの家に遊びに行ったときのような、懐かしい雑貨や骨董品がいろいろあって、見ているだけで楽しくなります。
 
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白玉ぜんざい、抹茶シフォンケーキ、わらびもちなど、多彩な甘味を少しずつ食べられる羽衣セットにはワクワク。金魚柄のコップなど、ひとつひとつの器もかわいらしくて素敵です。
 
MOSSTREES(モストゥリー)~シックな木造洋館
 
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店名のMOSSTREESは、MOSS(こけ)+TREES(木)の造語だそう。明治末期に建てられた船具店だったモスグリーンの建物にぴったりの名前です。
 
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扉を開けると心地よいジャズが耳に飛び込み、ホッと落ち着く雰囲気。ほんのり残る看板メニューキーマカレーの香りが食欲をそそります。
 
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たくさんの種類があるボリューム満点のパフェは、男女問わず大人気。パフェ目当てのお客さまが後を絶ちません。こちらは、クルミとメープルシロップのパフェ。
 
※撮影・文/hakodate__love 
2022/2/3公開
 
◆まだまだあります、古建物を利用したレトロカフェ
 
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カリフォルニアベイビー
(大正6年)
 
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cafe&dining LITT
(明治45年)
 
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まるたま小屋
(明治45年)
 
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Cafeマリオドール
(昭和10年)
 
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茶房 無垢里
(明治時代)
 
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茶店バー カフェやまじょう
(昭和初期)

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