函館市内へ宿泊されるみなさまへ 宿泊税のご案内
函館市では、令和7年(2025年)3月14日の市議会定例会におきまして、「函館市宿泊税条例」が可決され、本市に所在する旅館・ホテル・簡易宿所・民泊に宿泊する宿泊者に対しまして、宿泊税が課税される見込みとなりました。
課税開始日につきましては、今後総務省との協議を経て決定することとなり、現時点では令和8年(2026年)4月1日を目指しておりますが、改めてお知らせいたします。
納めていただく予定の宿泊税額(税率、1人1泊あたり)
宿泊料金 2万円未満・・・200円
宿泊料金 2万円以上5万円未満・・・400円
宿泊料金 5万円以上10万円未満・・・1000円
宿泊料金 10万円以上・・・2500円
※1 宿泊料金は食事代や消費税等を除き、サービス料等を含んだ金額です。
※2 北海道も課税するため、北海道の課税額を合計した金額を徴収します
函館市の宿泊税は、観光資源の魅力の向上や旅行者の受入環境の整備など、函館観光の価値と観光客の満足度を高める新たな取り組みに活用されます。
(宿泊税の使途区分・考え方・事業案)
1.誘客による観光業の活性化 |
観光プロモーションを強化するほか、観光消費額を増大させる取り組みに使用 |
・MICE誘致強化、道外他地域との周遊連携 ・消費単価の高い訪日外国人観光客の誘客など |
2.観光客への質の高い観光の提供 |
観光を通じて函館が潤う地域づくりを進めるため、函館観光の価値を高め、観光客に満足いただける良質な観光を提供する取り組みに使用 |
・デジタル技術を活用した観光利便性の向上 ・観光資源の魅力向上、周辺地域の環境整備 ・観光、宿泊施設等のDX支援 ・ユニバーサルツーリズムへの取組、支援 ・食や文化などの多様性への対応 ・縄文遺跡群の施設充実、利用促進 ・観光施設等の混雑対策 ・駅、空港からの2次交通強化 ・災害時の観光客安全対策など |
3.冬季観光の魅力向上 |
安定的な観光地経営のため、半期の観光需要を喚起し、繁閑差を是正する取り組みに使用 |
・冬季における① 誘客強化 ②新規イベント開催、拡充 ③コンテンツ創造、充実など |
4.人材育成 |
函館観光を盛り上げる人を増やし、観光への市民理解を促進する取り組みに使用 |
・観光関連産業の認知度向上、就職環境づくり ・観光業界における将来の担い手育成、確保 ・市民も含めた観光客へのおもてなしの向上など |