函館山から見るロマンチック「冬夜景」
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眺望がいい
冬の函館観光は、雪を楽しむのも醍醐味のひとつです。人気の函館山夜景にも、冬ならではの楽しみ方があります。最大の魅力は、この季節限定の「雪灯りと夜景の競演」。外灯やネオンの灯りが雪に反射して輝きを増し、神秘的な夜景に出会えます。
◆まずは夕焼けを見るところから
函館山山頂からの風景は夜景があまりにも有名で、観光客かたの大半が夜景だけを楽しまれますが、それでは魅力も半分で、とてももったいない! 函館山山頂からは360度の大パノラマを眺めることができるので、昼間の景色も圧巻です。特に市街地に雪が積もった様子は、この季節にしか見られない絶景。時間に余裕があるなら、日没の30分前には山頂へ上がって、夜景の前に昼景や夕景を見ることをおすすめします。
函館の夜景は、日没後約30分で見頃となります。夕焼けは、夜景となる函館市街地とは反対の方向で見ることができます。こちら側では函館湾を一望でき、みなみ北海道エリアでも有数の夕景ポイントになります。その日の気象条件次第で、海面が赤く染まったり、黄金に輝いたりと、とても幻想的な夕焼けが見られるでしょう。
◆夜景ショーは時間を追って
夕焼けが終わる頃、市街地には外灯や窓からの灯りが点灯しはじめます。
日没直後。ブルーに染まる街に、外灯のオレンジ色が鮮やかに。
時間がたつに従って空のブルーが濃くなり、徐々に灯りが増えて、街全体が光で浮かび上がってきます。日没30分後には、ご覧のような光輝く夜景に。
ちなみに、函館の日没時刻は
12月1日 16時5分ごろ
1月1日 16時15分ごろ
2月1日 16時50分ごろ
3月1日 17時30分ごろ
となっています。詳しくは、当サイトのトップページや新聞などの暦欄でご確認ください。
◆函館山から見るイルミネーション
今回は冬の函館山夜景の楽しみ方と題しているので、この時期にしか見られない魅力をさらにご紹介しましょう。函館山山麓周辺では、毎年12月~2月の間、「はこだてイルミネーション」を実施中で、歴史的建造物が建ち並ぶ西部地区の坂をイルミネーションで彩っています。下は函館山山頂展望台から撮影したもの。ほかの季節の夜景には見られない、ひときわまばゆい光を感じられるはずです。
八幡坂。並木に施されたイルミネーションで、建物も雪の積もった道路も明るく浮かび上がります。
二十間坂。木がまとう白く輝く光と、外灯のオレンジ色の光が好対照。街路樹のイルミネーションは、函館駅方向の開港通りへ続きます。
通年ライトアップされている教会群。夜景のいちばん手前部分、山頂から手に取るように見えます。
夜景を見ながら、このようなイルミネーションを探すのも楽しいと思います。しっかり防寒対策をして、とっておきの夜景をお楽しみください。
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2010/12/21公開