特製いか塩辛 木樽仕込
函館近海で獲れた鮮度のいいイカを使用し、創業以来使い続けている木樽にこだわって塩辛を熟成させている。木樽仕込み独特の旨みと風味が特徴。
1914(大正3)年創業の老舗メーカー、小田島水産食品で製造している「木樽仕込 特製いか塩辛」。函館近海で獲れた新鮮なスルメイカを使用し、昔ながらの秋田杉の木樽を使って熟成させる製法にこだわって造られた、特製のいか塩辛です。
一日塩づけにしたイカを、木樽の中で1週間から10日ほど熟成させることで、自然な風味を生かした独特の深みと旨味が生まれるそうです。時代の流れなどもあり、プラスチック製の樽に替えようとしたこともあったそうですが、木樽と同じ製法で作っても、どうしても納得のいく味にならず、一度は処分するはずだった木樽のすばらしさを再確認。以来、木樽での仕込みを続けることで評判が広がり、「塩辛といえばこれしか買わなくなった」という声も聞こえるほどの、人気商品になりました。
表面は柔らかく、芯にコリコリとした食感があり、絶妙な塩加減とまろやかな旨味が炊きたてのご飯にピッタリ。もちろん酒の肴にも最高です。社長のオススメは、ふかしたじゃがいもやチーズと合わせると絶品とのこと。チーズの種類によっては驚くほど相性がよく、塩辛の発酵が強いため、チーズの味が2倍にも3倍にも広がり、おいしく味わえるそうです。
JR函館駅や函館空港の売店などで購入できます。