北海道ボルシチ

レストラン五島軒は、1879（明治12）年創業の老舗レストラン。当時はロシア料理店として営業していました。2019年4月12日に創業140周年を迎えたことを記念して、ロシアの伝統料理のボルシチを、おみやげにも人気のレトルト商品として新発売しました。

味と色合いのポイントは、北海道産のレッドビート（北海道大学とホクレンが共同開発した野菜の新品種）。一般にビーツとも呼ばれ、ボルシチに欠かせない鮮やかな赤色、自然の甘み、独特のほのかな土の匂いが特徴の野菜です。レッドビートのエキスをさらに煮詰め、スープに使用することで、うま味を最大限に引き出しています。さらに、牛肉、ジャガイモ、玉ねぎ、トマトジュースなどの道産素材をふんだんに使用。牛骨や丸鶏、香味野菜を6時間かけて煮込んだ、レストランクオリティのブイヨンが味のベースとなり、コクのある味わいが特徴です。

 

レトルトパックをそのまま熱湯に入れて3～5分温めるだけで、器にあけて食べることができます。サワークリームをのせて、パセリなどの香草で彩りや香りを添えると、さらに本格派に。レッドビートとトマトの食欲をそそる赤に、じっくり煮込んだブイヨンの深いうまみが手軽に味わえるのが嬉しいところ。具材の牛肉、じゃがいも、レッドビートの食感も楽しめます。

 

内容量180グラムのレトルトパックで、価格は1個432円。賞味期限は製造から２年です。函館圏優良土産品推奨会の2020年奨励賞受賞。

ちなみに、レッドビートはミネラル、ビタミン類が豊富で、特有の赤い色から「食べる輸血」とも呼ばれるスーパーフード。健康に気を配るかたやアスリートなどに注目されています。寒い地域での栽培に適しているので、北海道の新たな食材として注目度の高いものです。