ラッキーガラナ

ガラナとは、南米ブラジルのアマゾン流域で採れる木の実のこと。これからアルコール抽出したエキスは、ブラジルでは昔から不老不死を願う元気の源とされていました。琥珀色したコーラに似た味わいのガラナの炭酸飲料は、日本では1960（昭和35）年前後から一般的になり、特に北海道で定着して根強い人気を得ています。今では北海道民の「ソウルドリンク」ともいえる存在です。

函館の人気ご当地ハンバーガーレストラン、ラッキーピエロでも2011（平成23）年から「ラッキーガラナ」の販売を開始。函館市内と近郊に17店舗を構えるラッキーピエロは、地産地消にこだわりをもち、北海道らしい飲みものとしてラッキーガラナをメニューにのせています。爽やかな甘みが広がる味わいは、一番人気のチャイニーズチキンバーガーとの相性もぴったりです。

 

幸せを招くと言われるラッキーカラーの黄色をベースに、ハンバーガーを手にしたピエロのラッキー君が描かれたパッケージ。下には「HAKODATE LUCKY PIERROT」の文字が入っています。後にろ側は函館の夜景がデザインされ、ラッキーピエログループ内に事務局をおく「日本一美しい函館の100万ドルの夜景愛好会」サイトが案内されています。店によっては、１台丸ごとラッキーガラナの自動販売機も置かれていて、熱烈なアピールぶり。旅行中の飲みものとして、また函館みやげとしておすすめです。ちなみに、ラッキーピエロのおみやげ品のなかで、売り上げNo.１アイテムになっています。