たら子（道場水産）

鹿部町はみなみ北海道の小さな港町。豊かな海「噴火湾」に面していて、水産業が盛んです。

 

道場水産は1968（昭和43）年に創業し、冬の噴火湾に来遊する「すけそうだら」の卵を用いた「たらこ製品」を造りつづけています。抜群の信頼で、函館市内の飲食店などからも人気があります。

 

噴火湾産たらこの優れている点は、粒の1つ1つがしっかりと生きていること。ほのかな桜色が食欲をかき立て、口に運ぶとプリッと弾ける感じがして、きめ細かな粒が口の中をさらさらと心地よく通りすぎていきます。そのすがすがしい後味のため、一度はご飯の上にのせてみたものの、結局はひと切れ、ふた切れ、たらこ自体に箸がのびて食が進みます。極上のたらこを一度食べたら、思い出しただけでたらこの香りが口の中に広がるものです。

 

価格は、函館空港売店で500gが4104円、300gが2700円です。添加物は、隠し味として少々だけ使用。小さな子どものいる家庭にも自信を持って勧められる商品です。

 

保存は1本ずつラップに包んで冷凍庫に入れ、必要な時、事前に冷蔵室等（チルド）でじっくり低温解凍するといいでしょう。網で片面だけ軽くあぶって食べると、生と焼きの2つの味を一度に味わうことができます。