五島軒ブーケシリーズ

五島軒ブーケシリーズは、1879（明治12）年創業、函館の老舗レストラン「五島軒」で、明治時代から脈々と続く100種類以上のレシピの中から、地元函館の洋食文化を楽しめるスイーツをセレクトしたもの。自社工場で焼き上げ、販売しています。

「ソーフケーキ（1個入り540円）」は、初代料理長・五島英吉が、故郷長崎のカステラを手本に作り上げたとされ、当時、外国人を中心に話題となり、外国航路の船内などでも販売されていたケーキ。2016年秋に復刻されました。また、レストランの常連客だった老紳士が、行楽に持って行くための気取らないお菓子を作ってほしいと料理長に相談してできあがった、芳醇ショコラ「レジャニー（3個入り540円）」や、函館に点在する教会群と歴史的なつながりが深いことから、地元に息づく平和の祈りを伝えるために焼き上げたクッキー「ポルボローネ（10個入り540円）」など、それぞれのスイーツに、五島軒ならではの伝統と歴史、そして物語が込められています。

そのほか、最上級の洋酒コニャックが薫る大人のデセール「ブランデーケーキ」、ラム酒で香りづけした濃厚なホワイトチョコを堅焼き生地でサンドした「函館サンドケーキ」、本場ベルギー産のクーベルチュールをふんだんに使用した「ベルギーチョコレートブラウニー」、長い航海をする異国の船乗りたちに愛されたプティフール「バターサブレ」などがあり、いずれもレトロモダンなデザインの箱入りで、540円で購入できます。

これらは、単品のほか、お好みで組み合わせてギフトボックスにもなります。ブーケのように、お土産として選んでみてはいかがでしょうか。