海鮮居酒屋ヤン衆漁場 二代目昌栄丸

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ヤン衆とは漁師のこと。その名の通り元漁師の大将が出す、豪快な浜料理が楽しめる。日本酒は、魚料理に合う昌栄丸オリジナルのものから、全国各地の辛口を揃えている。

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元漁師の大将が出す、豪快な浜料理が楽しめる居酒屋。2016年末に五稜郭エリアから大門エリアに移転。荒々しい波をモチーフに青と白色を配した看板は、大漁に沸く漁港の活気と威勢のよさを予感させます。店名のヤン衆は漁師のこと。店主がかつて父親と漁業に従事していた時の命船の名前に由来するそうです。
 
のれんをくぐると、ほんのり漂う磯の香りが心地よく感じられます。いくつも並ぶ生け簀はそれぞれ水温を変えていて、多種多様な魚介類が遊泳。家族連れ客の子どもが、思わず「水族館みたい」と喜ぶそうです。カウンター席の上には漁網と浮き、いさり火の電灯が装飾され、お品書きに名を連ねる浜料理の数々に胸が躍ります。
 
仕入れは毎朝、函館の噴火湾側の南茅部地区の尾札部・木直漁港へ直接トラックで出向くそう。漁師だった店主の顔が利くとともに、地元漁師の理解と協力があってこそできることです。北海道大謀網漁業発祥の地である南茅部は、昭和天皇へ献上したマコンブをはじめ、マグロ、イカ、タラ、エビ、ホッケなど海の幸の宝庫で、産地直送を売りにするこの店では、その季節ならではの味覚が堪能できます。厳選した魚は、活魚以外はその場で血抜きや内臓除去などの下処理をして鮮度を保持しているのもポイントです。

新鮮な食材を用いた料理は、特に刺し身の種類が豊富で、豪快かつボリューム満点の盛りつけが自慢です。なかでも活イカは、仕入れにこだわる魚種のひとつ。函館市街地の市場で手に入らない日は、南茅部の知り合いの漁師に頼んで定置網のイカを活かしておいてもらい、夜中に保冷車を走らせ、仕入れています。だから、時化の日など、他の店でイカがない日でもここにはイカがあるというわけ。定置網でとれたイカは、よく餌を食べているから甘みがあるということです。
 
イカ刺しは、耳の部分を細切りにするのに対し、身は薄切りで素材本来の甘みを味わえるという、漁家の食卓での流儀を取り入れています。本格的な浜料理に合う辛口の酒も数多くそろえており、思わず箸も杯も進むことでしょう。
 
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カテゴリー

  • 函館駅前・大門
  • 海鮮/海鮮丼
  • 居酒屋
  • 酒類
  • 眺望がいい
  • 個室
  • 20名以上OK
  • ディナータイムに営業
  • 22時以降も営業
  • 市電から徒歩5分以内

詳細情報

住所 函館市松風町10-3
アクセス情報

市電 「松風町」電停 下車 徒歩2分

電話番号 0138-83-6433
利用時間

17:00~23:30(金・土・祝日前日は24:00まで)

休日

不定休

駐車場

なし

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