炉ばた大謀

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大謀網漁の盛んな函館市東部・南茅部の網元が直営している、大門横丁の居酒屋。活〆にした鮮度抜群の真イカ刺し身が絶品。地産地消みどり提灯5つ星の店。

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函館駅近くの屋台村・大門横丁にある「炉ばた大謀」。函館市東部の太平洋(噴火湾)に面する南茅部地区は、大型定置網「大謀網」の北海道発祥の地で、その網元が直営する居酒屋です。扱う素材のほとんどが南茅部の海で獲れたもの。大謀網は1月から3月は禁漁期ですが、ほかの漁法を行う漁師仲間にも声をかけながら、いつも地元で獲れた旬の魚を提供しています。
 
カウンター8席のこじんまりした店内は、店を切り盛りする女性店長やお客さん同士の話が自然にはずみ、和気あいあいとした雰囲気です。まずは、いち押しの「活〆真イカ刺し(ゴロつき。800円)」を注文。網にかかったイカをすぐ活〆にし、その日のうちに鮮度を保ったまま運んでくるというだけあって、身のコリコリの歯ごたえとさわやかな甘み、そしてゴロ(肝)のまったりとしたコクがたまりません。6月から12月まで楽しめる「函館の味」です。刺し身はこのほか、春は桜マスや宗八カレイ、夏は本マグロ、秋は船上活〆ブリやサケなど。自家製の〆サバもおすすめです。
 
目の前の炭火では、旬の魚を塩焼きにしたり、真イカの一夜干しを焼いたり。「焼き昆布(500円)もあるのよ」と聞いて注文してみると、板状にした分厚い昆布を網にのせて、香ばしく炙ってくれました。南茅部特産の「白口浜」という高級真昆布。パリッと割って口に運ぶと、海の香りと自然の旨みが凝縮した最高のおつまみになります。ほかにもババガレイなど、魚の煮つけも人気。いずれも素材の味を生かし、漁師の家庭料理を再現した素朴な味わいのものばかりです。1月中旬から3月には、函館名物のごっこ汁やごっこの一夜干しも登場します。
 
店の軒先には、地場産90%以上を誇る5つ星の並んだ緑のちょうちん。「海の状況によっては入らない魚もあるけど、南茅部の旬を味わってもらうため、年末年始の休み以外は暖簾を出しつづけます」。函館の美味しい魚を、気どらない雰囲気で楽しめる店です。

カテゴリー

  • 函館駅前・大門
  • 居酒屋
  • 酒類
  • 眺望がいい
  • ディナータイムに営業
  • 市電から徒歩5分以内

詳細情報

住所 函館市松風町7-5 大門横丁内
アクセス情報

市電 「函館駅前」電停 下車 徒歩4分

電話番号 0138-22-3313
利用時間

17:00~23:00

休日

無休(年末年始を除く)

駐車場

なし

関連リンク 炉ばた大謀(大門横丁)

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