懐石の里 煌
函館の街並みを見おろす高台にある、数寄屋造りの懐石料理店。和に洋を取り入れた新感覚の料理を、ゆったり味わうことができる。「ミシュランガイド北海道2017特別版」掲載店。
函館山の南東端、立待岬や石川啄木一族の墓などがある静かなエリアに、知る人ぞ知る隠れ家のような創作懐石の店があります。長い坂道を上がって到着すると、門の向こうに海が広がっていて、思わず歓声が! 数寄屋造りの建物も、雰囲気満点です。
お昼の季節懐石(2600円)は月替わりで、先付から温菜、先椀、向付、煮物、主菜......と続く本格的なコース。和風と洋風がミックスした遊び心のある料理の数々に、心がときめきます。ちなみにこの日のラインナップは、青林檎の香りの食前水、蕪の甘酢漬けの長いもおろし、うにのフラン、宮台大根の薄葛仕立て、鯛の昆布じめ(右)、いも饅頭の鼈甲あん、箸休めのカシスシャーベット、海老チリソースの揚げバスケット(上)、じゃこご飯、じゅんさいのみそ汁、香のもの、かぼちゃのプリン。2時間ほどかけてゆっくりいただき、かなりの満足感です。
向付の「鯛の昆布じめ」は、小さな升に鯛の刺身、昆布、豆腐、エリンギ、にんじん、こんにゃくが重ねられ、小石の重しに「石心升」と筆書きされた紙をかけて提供。主菜の「海老チリソース」は、バスケット型に揚げた春巻きの皮に盛りつけ。味はもちろん、目にも楽しい趣向が凝らされていました。
メニューはほかに、趣向懐石(4800~17000円)があり、奉仕料5%(個室の場合は10%)が別途かかります。
市電2番の終点・谷地頭電停からゆっくり坂道を歩いてくると15分くらい。夜は夜景も望める好ロケーション、眼下に函館の街並みを眺めながら、ゆっくりと食事を楽しみたいときにおすすめです。「ミシュランガイド北海道2017特別版」掲載店。
カテゴリー
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元町・函館山
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和食
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飲食店
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酒類
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眺望がいい
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個室
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ランチタイムに営業
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ディナータイムに営業
詳細情報
住所 | 函館市住吉町17-1 |
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アクセス情報 |
市電 「谷地頭」電停 下車 徒歩15分 |
電話番号 | 0138-27-7288 |
利用時間 |
11:30~13:30、17:30~19:30(ともにラストイン) |
休日 |
水曜日、年末年始(その他臨時休業あり) |
駐車場 |
無料駐車場あり(10台) |
関連リンク |
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