函館市電
函館市民と観光客の移動の足「函館市電」は、温泉街「湯の川」から観光スポット「五稜郭公園前」、交通の拠点「函館駅前」、「十字街」を経由し、2系統は「谷地頭」、5系統は「函館どつく前」という、函館山のふもとまで運行されます。車より少し高い目線で、異国情緒あふれる街並みを車窓からのんびりと眺めることができるのが人気です。
案内放送では沿線の観光施設や名所旧跡の案内が流れるほか、スマートフォン等をお持ちであれば、車内でHAKODATE FREE Wi-Fi他、公衆無線LANサービスを利用することができます。
実際に乗車できる電車は、復元チンチン電車「箱館ハイカラ號(右上)」を含めて32両。箱館ハイカラ號を除いて、一番古い電車は、1951(昭和26)年製造の530号です(右中)。めったに運行されませんが、車体広告のない渋い塗装が目印。最新鋭の低床電車9600形「らっくる号(上)」は、車いす利用者や高齢の方でも乗り降りしやすいように床を停留場の高さに合わせてあり、入口から出口まで車内に段差のないバリアフリー仕様の車両となっています。これら以外、ほぼすべての電車の車体に車体広告が施され、それも今ではすっかり函館の風景の一部として親しまれています。
市電と徒歩で観光地を巡る際には、市電1日乗車券(大人600円、小児300円)が市電車内でも購入できるほか、デジタル版の市電・函館バス共通1日乗車券(大人1000円、小児500円)、市電・函館バス共通2日乗車券(大人1700円、小児850円)も利用できます。お手持ちのスマートフォンやタブレット端末でDohna!!(ドーナ)専用サイトにアクセスし、クレジットカード決済でいつでも購入することができます。
乗るだけでなく、市電が街並みの中を走る姿を写真に撮るのも楽しみのひとつです。末広町電停付近にある「相馬株式会社」前は、有名な撮影スポットとして知られています(右下)。撮影する際には安全運行のためにストロボは焚かず、安全な位置から撮影してくださいね。
カテゴリー
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乗り物
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市電・バス
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雨や雪でも楽しめる
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市電から徒歩5分以内
詳細情報
問合せ先 | 函館市企業局交通部 |
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電話番号 | 0138-52-1273 |
利用時間 |
6:07~23:14 |
利用料金 |
市電の普通乗車料金(大人210~260円、小児半額) |
駐車場 |
周辺に有料駐車場あり |
関連リンク |
函館市企業局交通部 |