旧相馬家住宅
旧相馬家は、1908(明治41)年築の邸宅。この豪邸を建てた相馬哲平は、1861(文久元)年に新潟に生まれ、後に箱館(函館)に渡って米穀商で財を築き、旧函館区公会堂の建設費5万8千円のうち、私財を投じて5万円を負担するなど、函館の発展に貢献しました。2010(平成22)年6月に一般公開が開始され、2018(平成30)年に国の重要文化財に指定。函館市伝統的建造物。場所は元町地区の、旧函館区公会堂、旧イギリス領事館近くにあります。
細部にも贅が尽くされた家は、とても100年以上経っているとは思えないくらいピカピカで、裏返しただけという畳もきれいです。外国との商談に使った洋室や、外国の客人に配慮して作ったお風呂の隣の脱衣所など、商家らしい部分もあります。表面がうねった窓のガラス、その窓についている鍵、木の廊下など、古い家に住んでいたことのある人や、ある程度の年代の人には懐かしく感じられることでしょう。特に女性は、大広間の掛け軸や家財、いたる所に使われている屋久杉の1枚板、部屋ごとにデザインが違う釘隠し、トイレなど、その豪華さや繊細な工夫に、「すごいわね、すごいわね」とあちこちの部屋を覗いて楽しむ姿が見られました。
日本語のほか、英語、中国語、韓国語で館内の説明が受けられる音声解説機器も多く準備されており、個人でゆっくりまわる時などにおすすめです(説明スタッフによるガイドは、新型コロナウイルスの影響により休止)。
細部にも贅が尽くされた家は、とても100年以上経っているとは思えないくらいピカピカで、裏返しただけという畳もきれいです。外国との商談に使った洋室や、外国の客人に配慮して作ったお風呂の隣の脱衣所など、商家らしい部分もあります。表面がうねった窓のガラス、その窓についている鍵、木の廊下など、古い家に住んでいたことのある人や、ある程度の年代の人には懐かしく感じられることでしょう。特に女性は、大広間の掛け軸や家財、いたる所に使われている屋久杉の1枚板、部屋ごとにデザインが違う釘隠し、トイレなど、その豪華さや繊細な工夫に、「すごいわね、すごいわね」とあちこちの部屋を覗いて楽しむ姿が見られました。
日本語のほか、英語、中国語、韓国語で館内の説明が受けられる音声解説機器も多く準備されており、個人でゆっくりまわる時などにおすすめです(説明スタッフによるガイドは、新型コロナウイルスの影響により休止)。
なお、相馬家最後の代に増築された住居が、現在は休憩所として開放されており、眼下に函館港や旧イギリス領事館を眺めながら、無料コーヒーを楽しむことができます。また、蔵を改築した「元町ギャラリー」は歴史回廊・歴史的美術館として活用され、アイヌ絵巻や江差屏風などの展示物も見学できます。
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カテゴリー
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元町・函館山
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歴史的建造物(一般入場可)
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眺望がいい
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明治・大正の建物
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歴史好きに
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指定文化財等
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雨や雪でも楽しめる
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市電から徒歩5分以内
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無料駐車場
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英語看板
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中国語看板
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韓国語看板
詳細情報
住所 | 函館市元町33-2 |
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アクセス情報 |
市電 「末広町」電停 下車 徒歩5分 |
電話番号 | 0138-26-1560 |
利用時間 |
9:30~16:30(最終入館16:00) |
休日 |
毎週水・木曜日、冬期休館(2022年度は11月16日~3月31日) |
利用料金 |
大人900円、大学生800円、高校生500円、中学生以下300円。団体の入館料は相談を |
駐車場 |
あり(入館者は1時間無料) |
関連リンク |
旧相馬家住宅 |
国指定重要文化財 旧相馬家住宅 |