幕末の軍艦 開陽丸記念館
1868年(明治元年)に江差沖で座礁沈没した、旧幕府軍の開陽丸を原寸大で復元。榎本武揚など乗組員の様子、貴重資料、遺物など約3000点を展示。音による大砲発射体験、操船体験も。
函館から車で2時間ほどの江差町に、激動の幕末に存在した軍艦・開陽丸の復元記念館があります。
開陽丸は、1863年から約3年かけてオランダで造られ、1867年3月に日本に到着しました。それから徳川幕府の旗艦として働くのですが、幕府が力を失った後、徳川の家臣たちは開陽丸を奪って北海道へ逃亡します。1868(明治元)年11月、榎本武揚は開陽丸で箱館に入港して五稜郭に入り、 松前から江差へ進軍する陸兵を援護するために、開陽丸は江差沖に到着しますが、15日夜半に暴風雪のため座礁、約10日後に沈没しました。
沈没から100年以上たって、1975(昭和50)年から始まった海底遺跡の発掘調査により、海底からさまざまな遺物が引き揚げられました。開陽丸記念館では、遺物約33000点のうち、約3000点を展示。大砲や拳銃、医療品、食器、間違えられた葵の紋など、興味深い遺物がたくさんあります。
また、音による大砲発射体験、ゲーム感覚の操船シミュレーションや砲弾の重量当て体験コーナーも人気。ハンモック体験では、実際に寝てみて当時の船員の船内生活が体験できます(※2022年8月現在、一部休止中)。
カテゴリー
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博物館(市外)
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眺望がいい
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歴史好きに
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ドライブ
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雨や雪でも楽しめる
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無料駐車場
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車イス対応トイレ
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オムツ替えスペース
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英語看板
詳細情報
住所 | 北海道檜山郡江差町字姥神町1-10 |
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アクセス情報 |
JR函館駅から車で約2時間 |
電話番号 | 0139-52-5522 |
利用時間 |
9:00~17:00(発券は16:30まで) |
休日 |
月・祝翌日(11~3月)、12月31日~1月5日 |
利用料金 |
大人500円、小中高生250円(15名以上の団体1割引) |
駐車場 |
無料駐車場あり(140台) |
関連リンク |
開陽丸記念館 |
備考・補足 |
JR新函館北斗駅から車で約1時間10分 |