伊能忠敬記念碑
伊能忠敬は、隠居後の50歳から天文・暦学を学び始め、17年をかけて日本全土を実地測量し、本格的な日本全図を作るという偉業を成し遂げました。
1800(寛政12)年閏4月19日、56歳のときに最初の測量地に決めた蝦夷地(北海道)へ向かい、5月19日に現在の福島町吉岡川付近から上陸し、蝦夷地の測量を開始したと記録されており、箱館(現在の函館)への移動の際にも測量を行い、同28日には函館山に測量基点を置き、本州との位置関係を調査しました。
その後は蝦夷地南東沿岸の実測を行い、細かく正確な地図が完成し、後の「日本全図」完成へとつながっていきます。測量の方法は、日本中を歩いて回り、歩幅と歩数から距離を計算するという、大変根気のいるものでした。
測量点の一つとして選ばれた函館山には、1957年に「伊能忠敬 北海道最初の測量地」の記念碑が設置されていますが、前述のとおり道内での最初の測量地点は福島町内であり、函館山山頂ではないことに留意が必要です。
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函館山へのアクセス、早わかりガイド
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詳細情報
住所 | 函館市函館山 |
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アクセス情報 |
ロープウェイ山頂駅 徒歩3分 |
問合せ先 | 函館市観光案内所 |
電話番号 | 0138-23-5440 |
駐車場 |
あり(ロープウェイ利用の場合:函館山山麓観光駐車場86台 ※有料。車利用の場合:山頂駐車場39台、つつじ山駐車場44台。登山の場合:函館山ふれあいセンター24台 ※いずれも無料) |
備考・補足 |
車利用の場合の交通規制については「函館山へのアクセス、早わかりガイド」を参照 |