史跡大船遺跡

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函館市中心部から約30kmの南茅部エリアで1984年に確認された、縄文時代中期の大規模な集落跡。国の史跡に指定。大型竪穴建物跡は深さ2m、直径10mを超える。4~10月は定時解説あり。

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縄文中期(約5500~4000年前)の竪穴建物の跡を見ることができる、国指定史跡「大船遺跡」。2011年10月にオープンした函館市縄文文化交流センターから5kmほど北西の、太平洋を見おろす丘の上にあります。4~10月は、毎日10時、13時に説明員による定時解説(30分程度)が実施されるほか、解説時間以外でも、一年を通じて自由に見学できます。
 
1996年に発掘調査が行われ、大型竪穴建物を含む100軒以上の住居跡を確認。長期間にわたる集落跡で遺構が密集していること、住居の規模が大変大きなことが特徴で、深さ2m、直径10mを超えるものもあります。地中には、さらに多くの住居跡があると推測されています。
 
また、遺跡からはサケ、タラ、マグロなどの魚や、ウニ、カキ、オットセイ、クジラなどの海産物、クリ、クルミ、ブドウなど、当時の食生活がうかがえるものも出土。大規模な集落のあった背景に、豊かな自然の恵みがあったことがうかがえます。
 
竪穴建物や盛土遺構を復元している「縄文のにわ」、植樹活動により当時の環境の再現をめざしている「縄文の森」、大船遺跡や世界遺産に関するパネルを展示した管理棟があります(管理棟開館期間:4~10月 9:00~17:00、11~3月  9:00~16:00)。

函館市では垣ノ島遺跡とこの大船遺跡が、ユネスコの世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産となっています。

 

カテゴリー

  • 戸井、恵山、椴法華、南茅部
  • 史跡・碑(市内)
  • 眺望がいい
  • 歴史好きに
  • ドライブ
  • 自然が豊か
  • 指定文化財等
  • 縄文
  • 無料駐車場
  • 英語看板

詳細情報

住所 函館市大船町575-1
アクセス情報

「大船遺跡下」バス停 下車 徒歩10分

問合せ先 函館市縄文文化交流センター
電話番号 0138-25-2030
利用時間

9:00~17:00(4月~10月)、9:00~16:00(11月~3月)

休日

12月29日~1月3日

利用料金

入場無料

駐車場

あり(駐車スペース約30台)

関連リンク 史跡大船遺跡(函館市)
北海道・北東北の縄文遺跡群

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