姿見坂

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港の西埠頭からまっすぐに山へ伸びる坂。かつて存在した遊郭の女性たちを見ることができたことから、この名前がついた。上りきった場所から見る景色は、隠れたビュースポット。

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姿見坂は、かつてこのあたりに遊廓があり、遊郭の女性たちの姿が見られたことから名づけられました。この坂のてっぺんには遊郭の門があり、今の弥生町(旧旅籠町、天神町)は、その当時山の上町と呼ばれ、1871(明治4)年の大火まで遊郭区域として繁栄していたそうです。
 
この坂を下ったところに「ペリー会見所跡」の説明板が立てられています。ここに江戸時代、ペリー提督と松前藩との会見場所になった有力商人の家・山田屋がありました。ペリーの随行員ハイネがこの会見の様子を描いた画を見ると、当時の有力商人の商家は、武士階級に劣らず格式あることがわかります。また、ハイネが描いた函館の町並みの画は、函館山の形から推測すると、この姿見坂だといわれています。
 
会見所跡から坂道の手前左側には、函館で最も古い銭湯「旧大黒湯」があります。1907(明治40)年、前経営者から譲り受けて開業したということですから、もっと以前に創業していたのでしょう。さらに大黒通りには、明治末から戦前まで歌舞伎や芝居の興行が行われていた「大黒座(函館座)」がかつてあり、当時は水谷八重子など有名人も出演していたようです。

カテゴリー

  • 元町・函館山
  • 街歩き
  • 眺望がいい
  • 市電から徒歩5分以内
  • 英語看板

詳細情報

住所 函館市弥生町
アクセス情報

市電 「大町」電停 下車 徒歩3分

問合せ先 函館市観光案内所
電話番号 0138-23-5440
駐車場

なし

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