薬師山

150502TT01.jpg

函館の近郊、木古内町にある芝桜の名所。山頂には薬師堂が建ち、薬師如来像が祀られている。毎年5月になると山の中腹を芝桜が覆い、多くの人々を魅了している。

150418TT07.jpg
150418TT08.jpg
150418TT09.jpg

薬師山は、函館の中心市街地から車で約1時間の木古内町にあり、標高72メートルと登りやすく親しみやすい山です。毎年5月になると山の中腹には芝桜が咲き誇り、多くの人々を魅了します。山頂からは街の中心部や津軽海峡を一望でき、天気のいい日には青森県の下北半島が見られることもあります。また、明治時代初めの箱館戦争の折には、隊長の大鳥圭介がこの山頂で指揮を執ったともいわれています。

山頂には名前の由来となっている薬師堂が建ち、数々の言い伝えがある薬師如来像が祀られています。1841(天保12)年頃、村に住んでいた眼の見えない老人が友人と大平の湯の沢の山奥に分け入り、清水の湧いているところを見つけ、眼を洗い続けたところ元のように回復したことから、病気で苦しむ村人たちのために、薬師如来石像を造ってお祀りしたことが起源とされています。

薬師堂のそばには「薬師山の三本杉」があります。じつはオンコ(イチイ)の木ですが、根から3本の幹が出ているように見えます。これは、不幸な死を遂げた夫婦と子供の3人を供養するために植樹したところ、3本の木の根が一つに結びついたことから、薬師山の三本杉と呼ばれるようになったとのこと。山頂から麓にかけては、1934(昭和9)年、本州の霊場に行けない人たちのためにと、願應寺の和尚の発願によって建立された三十三観音があります。

薬師山登山ルートは木段が整備されており、登山靴は不要ですが、少々急なので、歩きやすい靴でお出かけください。車で出かける場合には、木古内町中央公民館裏の駐車場に停めると、近隣の野球場脇に散策路があります。

カテゴリー

  • みなみ北海道(函館近郊を除く)
  • 景色(市外)
  • 眺望がいい
  • ドライブ
  • 自然が豊か
  • 花・植物・動物
  • 無料駐車場

詳細情報

住所 北海道上磯郡木古内町木古内
アクセス情報

JR 「木古内駅」 下車 徒歩20分

問合せ先 木古内町観光協会
電話番号 01392-6-7357
駐車場

無料駐車場あり(ふるさとの森公園駐車場 100台)

関連リンク 木古内町観光協会HP

近くのスポット

近くの宿泊施設

このサイトでは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためにCookieを使用しています。引き続き閲覧される場合は、当サイトでのCookie使用に同意いただいたことになります。 承諾する