北海道新幹線で函館へ! 最新アクセス情報

投稿日: 2023年01月23日
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2016年3月26日に開業した北海道新幹線。東京をはじめとする関東地方や東北地方と函館とがぐんと近くなり、2019年3月には、東京と新函館北斗の間が最速で4時間を切るようになりました。さまざまな夢がふくらむ新幹線の旅。ダイヤや運賃、主な観光エリアへのアクセスなど、最新の交通情報をお届けします。

 

 

◆北海道新幹線のダイヤを知りたい!

北海道新幹線は、東京と新函館北斗を最速3時間57分で運行します。終点の新函館北斗駅と、観光の拠点となる函館駅の間は、JRのアクセス列車「はこだてライナー」が15~22分で走行。その結果、東京~函館の所要時間は、トータルで4時間26分~5時間16分となっています(臨時列車を除く)。⇒時刻表検索はこちら

 

【北海道新幹線 主な停車駅と時刻表】 

 

 

【北海道新幹線の停車駅】

全列車が停車するのは、大宮、仙台、盛岡、新青森です。

 

 

◆新幹線の乗車料金はどれくらい?

【主な駅から新函館北斗駅までの乗車料金】

北海道新幹線を利用する旅には、インターネット予約限定の「新幹線eチケットサービス」がおすすめです。券売機や窓口できっぷを受け取ることなく、手持ちの交通系ICカードやモバイルSuica(スマートフォン)で、自動改札機にタッチすることで東北・北海道新幹線などにチケットレスで乗車できます。サービスを受けるには、年会費無料の「えきねっと」への会員登録のほか、クレジットカードやモバイルSuicaの登録、またはSuica等の交通系ICカード(全国10種類から)が必要です。

 

指定席を予約する場合、所定の運賃+特急料金から200円割り引きに。「えきねっとトクだ値(前日23時までにインターネットで購入により5~20%割引)」「お先にトクだ値(13日前の午前1時40分までにインターネットで購入により25~40%割引)」なら、早めの申し込みでさらにお得に利用することができます。

新幹線eチケットサービス

えきねっとトクだ値

 

上記割引きっぷを利用した場合、新函館北斗から函館までアクセス列車に乗り継ぐ際に、440円の乗車券が必要になります(交通系ICカードは使えません)。発駅のみどりの窓口で「新函館北斗~函館」の乗車券を購入しておくと、乗り継ぎがスムーズです。

 

【そのほかに利用可能な、お得なきっぷ】

50歳から入会できる「大人の休日倶楽部」では、決められた利用期間内に、北海道・東日本のフリーエリア内の新幹線・特急・急行・快速・普通列車の普通車自由席、およびBRT(バス高速輸送システム)が、5日間乗り降り自由になる「大人の休日倶楽部パス」が販売されています(2022年度は26620円)。あらかじめ座席の指定を受ければ、普通車指定席が6回まで利用できて、北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)も利用可能です。

 

 

◆新幹線を降りたら、どんな交通手段がある?

【JRのアクセス列車「はこだてライナー」で函館駅へ】

上の「北海道新幹線 主な停車駅と時刻表」で示したように、新幹線の終点・新函館北斗駅から函館駅までは、新幹線アクセス用列車「はこだてライナー」が走ります。快速・普通列車合わせて16往復、所要時間は15~22分、運賃は440円。時刻表⇒下り 上り)。函館観光のメインエリアの中心に位置して、市電やバスの利用も便利な函館駅に直行するのは、旅の第一選択といえます。※交通系ICカードは利用できません

 

【JR特急で函館駅へ】

函館・札幌間は「特急北斗」が一日11往復運行(閑散期運休を含む)。新函館北斗駅にも停車するので、函館に向かう際に利用することもできます。所用時間は約15分、自由席特急料金320円が別途かかります(時刻表⇒下り 上り)。※交通系ICカードは利用できません

 

【路線バスを利用して函館駅・五稜郭・湯の川温泉へ】

宿泊先に直行したいかたに便利なのは、新函館北斗駅と湯の川エリアを結ぶ路線バス(北海道バス)。途中、五稜郭(本町交差点)、函館駅などに停車します(運休中)。五稜郭公園前入口まで40分640円、函館駅まで55分760円、湯の川温泉まで1時間10分900円。※交通系ICカードは利用できません。時刻表など詳細はこちら

 

【路線バスを利用して函館駅へ】

そのほか、新函館北斗駅から函館駅方面に向かう方法としては、路線バス(函館バス)が一日100往復程度運行。所要時間1時間強、料金660円程度です。函館バスでは交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)の利用が可能。新函館北斗駅から周辺地域への連絡バス案内はこちら

 

【函館空港へ向かうシャトルバスも】

函館空港やフェリーターミナルと中心市街地間のシャトルバスを運行する函館帝産バスは、新函館北斗駅から五稜郭公園入口、湯の川温泉等を経て函館空港へ向かうシャトルバスも運行しています(運休中)。五稜郭公園入口まで36分800円、湯の川温泉まで1時間5分900円、函館空港まで1時間16分1000円など。時刻表など詳細はこちら

 

【定額制タクシーを利用して、函館市内の各所へ】

新函館北斗駅前から函館市内へ、定額運賃で走行するタクシーが登場。函館駅/五稜郭公園まで4000円~、ベイエリア/函館山ロープウェイ/湯の川温泉まで5000円~、函館空港/トラピスチヌ修道院まで6000円~などのプラン。一例⇒函館タクシー スマイルタクシー(道南ハイヤー)。ほかのタクシー会社でも、同様の定額プランがあります。(タクシー会社一覧

※参考:新函館北斗駅から主な施設までのタクシーの所要時間と運賃の目安(一番下。一般料金)

 

【レンタカーを利用】

新函館北斗駅前には、駅レンタカーニッポンレンタカーなど、複数社の営業所があり、函館駅までは約18キロの距離で、30~40分で到着します。

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【JRの在来線に乗り継いで大沼公園へ】

大沼国定公園は、函館近郊の自然豊かなリゾート地。北海道新幹線開業後は、新函館北斗駅から大沼公園駅まで特急北斗で約10分、アクセス抜群です。自然のなかで遊んでから、函館に向かうスケジュールもおすすめ。帰りの大沼公園駅から函館駅までは、特急北斗で約30分、普通列車で40~50分です。

 

【木古内駅で下車して、道南いさりび鉄道で函館へ】

最後に、ユニークなルートをご紹介。新幹線の終点の1つ手前、北海道で最初の駅・木古内で下車して、ローカル鉄道線で函館に向かうこともできます。道南いさりび鉄道は、北海道新幹線開業にともなって誕生した第三セクター鉄道で、木古内~函館間を運行。所要時間は1時間程度で1170円。途中、函館湾の向こうに見える函館山の風景は一見の価値があります。

 

特に人気なのが、JR北海道から譲り受けたキハ40気動車を改装した「ながまれ号」。にぎやかなデザインの車体と、ヘッドレストを設置したボックスシートを備え、ながまる(のんびりする)のにうってつけ。観光団体用に運用されるほか、普通列車としても運行されます(運行予定はホームページでお知らせ)。

 

木古内町には「道の駅 みそぎの郷きこない」をはじめ見どころも多いので、途中下車の旅を楽しむのもおすすめです。

 

 

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2016/1/14公開


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