【2024年11月25日閉店】ティーショップ夕日
明治時代の歴史的建造物を転用。ノスタルジックな雰囲気の店内で美しい夕日を眺めながら、凪のような時を過ごすことができる。2014年10月に日本茶カフェとしてリニューアル。
【2024年11月25日閉店】
【2024年11月25日閉店】
函館で最も夕日が美しい場所、それはおそらく外国人墓地付近でしょう。夕日は街の喧騒の中でなく、やはり、海面に自らのオレンジ色の光を長く反射させながら、地平線の彼方に沈むのが美しい。そして、その光を横切って滑る貨物船が輝けばなおいい。そんな光景を瞳に映しながら、日本茶の香りに包まれてホッとなごみながら過ごせるのが「ティーショップ夕日」です。
明治18年に「函館検疫所」として建築されたこの建物は、開港した函館を疫病から守る大切な役割を果たしました。その使途からか、建物そのものはいたってシンプルですが、かえってノスタルジックな雰囲気を漂わせています。 それを演出してくれるのは、店内にあるオーナーのコレクション。蓄音機やオルゴールや数々の小物が、知らないはずの昔の欧州を懐かしく思わせてくれます。
2014年10月に日本茶カフェとしてリニューアルオープン。煎茶、玉露、抹茶には季節の和菓子が、ほうじ茶、玄米茶には揚げまんじゅうがお茶請けとしてついてきます。また、夏にはくずプリンや冷やしぜんざい、秋冬にはおだんごやおしるこが味わえます(各600円~)。この日は、旨みの深いまろやかさが特徴の煎茶「嬉野茶」を注文。1杯目はお店の方が淹れてくださったお茶を味わい、2杯目からは「おかわりポット」で自由におかわり。お茶請けと一緒に日本茶でくつろぐのは、本当にホッとするものです。メニューには北海道産の昆布を使った昆布茶や地元の牛乳を使ったミルクほうじ茶など、土地ならではのものもあります。
店内は、海に向いた窓際のテーブルが5つ、内側の部屋には大きめのテーブルも用意されています。お好きな場所に落ち着いて、昼間のまぶしい海を眺めるもよし、あたりがオレンジに染まる時間を待つもよし。観光スポットの喧騒を離れて、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。なお、週末の天気のいい午後は混みあうことが多いので、ゆっくり過ごしたいかたは、午前中がおすすめです。
カテゴリー
-
元町・函館山
-
カフェ
-
明治・大正の建物
-
眺望がいい
-
ランチタイムに営業
-
英語メニュー
-
中国語メニュー
詳細情報
住所 | 函館市船見町25-18 |
---|---|
アクセス情報 |
「船見町」バス停 下車 徒歩3分 |
電話番号 | 0138-85-8824 |
利用時間 |
10:00~日没 |
休日 |
木曜日、金曜日、冬期休業(12月初旬~3月中旬) |
駐車場 |
無料駐車場あり(8台) |