史跡勝山館跡

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勝山館は15世紀後半に築かれた山城で、蝦夷地に進出した和人の交易とアイヌの攻撃からの防衛が目的。日本海の眺望も素晴らしく、ガイダンス施設の展示も充実。国指定史跡。

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勝山館は、後の松前氏の祖である武田信広が、15世紀後半に築いた山城。16世紀末頃まで、武田・蠣崎氏の日本海側での政治・軍事・北方交易の一大拠点でありました。30年間行われてきた発掘調査により、瀬戸・美濃焼・中国製青磁など5万点を超える国内外産陶磁器や、金属製品、木製品など10万点余りの出土品、建物・井戸・空壕・橋などの跡が多数見つかり、館内での様々な暮らしぶりが明らかになりました。国指定の史跡となっており、2017年4月には「続日本100名城」に登録されました。
 
勝山館跡ガイダンス施設では、模型や映像で勝山館を解説。中央の復元模型(200分の1)は、正面のガラス越しに現地と見比べることができます。映像コーナーでは「勝山館とその時代」が放映されていて、発掘結果をもとにしたコンピューターグラフィックスによる復元が注目されています。地下には、火葬墓1、火葬の跡1、屈葬土葬墓5の合計7基の墓を、発掘されたそのままに型取りして元の位置に再現。同時に特別展示されている発掘調査の出土品は、勝山館の成り立ちや人々の暮らし、北の豊かな中世世界観を教えてくれます。
 
勝山館ガイダンス施設(0139-55-2400)の開館時間は10~16時(4月第1土曜日~11月第2日曜日)。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と祝翌日。入館料は大人200円、小中高生100円(団体割引あり)。

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  • 指定文化財等
  • 深夜・早朝でも入れる施設
  • 無料駐車場
  • 英語看板

詳細情報

住所 北海道檜山郡上ノ国町勝山
アクセス情報

JR函館駅から車で約2時間

問合せ先 上ノ国町教育委員会 文化財グループ
電話番号 0139-55-2230
駐車場

無料駐車場あり(約20台)

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勝山館跡ガイダンス施設(上ノ国町)

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