幸坂
幸坂は、函館山麓に走る坂のなかでも一二を争う長さといわれる難所。弁天館(旧函館信用金庫弁天支店)前から始まる長さ約620メートルの坂で、見上げた先には神社の鳥居をかすかに確認できます。坂の突き当たりにそびえる山上大神宮(やまのうえだいじんぐう)は、かつて現在地より下方に位置し、1879(明治12)年まで神明社と称していたため、坂自体も神明坂と呼ばれました。時を遡って1875(明治8)年に坂下の港岸が埋め立てられ、地名を幸町としていたため、後に坂名も改めることになりました。
坂を半分ほど上った左手に、大きな存在感を示すポプラの巨木。さらに進み、右手に建つ旧ロシア領事館に差し掛かる辺りで、傾斜はさらに急になり、常盤小学校跡地の船見公園を越えると山上大神宮に到着しました。頂上までの距離、そして終盤の急な勾配を乗り越えたからこそ、望める絶景。労多き旅路の果てに待ち構えていた、まさに「幸」といえるでしょう。
カテゴリー
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坂
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街歩き
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眺望がいい
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坂
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市電から徒歩5分以内
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英語看板
詳細情報
住所 | 函館船見町 |
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アクセス情報 |
市電 「函館どつく前」電停 下車 徒歩5分 |
問合せ先 | 函館市観光案内所 |
電話番号 | 0138-23-5440 |
駐車場 |
なし |