遺愛学院(旧遺愛女学校)本館・旧宣教師館
遺愛学院は、1882年(明治15年)に元町の高台(現在の遺愛幼稚園の場所)に開校された、関東以北で最初の女学校です。1908年(明治41年)に現在の湯川通りに移転、新校舎・寄宿舎・宣教師館が建築されました。
正門から松並木を抜けて正面にある本館は、サーモンピンクの板壁に白い窓枠が映える、アメリカンスタイルの学校建築。4本の円柱などの装飾的な玄関ポーチが印象的です。築100年を超えた今も現役で活躍していて、CMや映画の撮影場所としてもよく使われます。
敷地奥にある旧宣教師館は、アメリカから来函した教師の住まいとして建てられたもので、白い板壁と黒い瓦屋根のコントラストが美しく、ホワイトハウスと呼ばれます。毎年7月末に2日間、一般公開を実施。また、春になると前庭に2万株といわれる紫や白のクロッカスが咲き、訪れる人の目を楽しませます。
どちらも1908年に建てられ、旧宣教師館は2001年に、本館は2004年に国の重要文化財に指定されました。設計は、立教大学の初代校長でもあったアメリカ人建築家J.M.ガーディナーです。
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市電から徒歩5分以内
詳細情報
住所 | 函館市杉並町23-11 |
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アクセス情報 |
市電 「杉並町」電停 下車 徒歩1分 |
電話番号 | 0138-51-0418 |
利用時間 |
開門時は外観の見学可 |
駐車場 |
なし |
関連リンク |
学校法人遺愛学院 遺愛女子中学・高等学校 |