足形付土版(足形・手形付土製品)
幼児や子どもの足形や手形を写し取った足形付土版は、縄文時代早期末から前期初頭にかけて作られたとみられる特異な遺物。この足形や手形は亡くなった子どものもので、住居内に吊るして死者をしのび、親が亡くなると一緒に埋葬されたと考えられています。
作られた地域は、渡島半島南東部(函館エリア)や石狩低地帯(千歳・苫小牧エリア)とごく限られており、縄文中期から後期にかけての類似の土版は、出土状況や形態などから用途が異なると考えられています。なぜ、子どもをしのぶ風習が限られた時期・地域だけに現れたのかは今もって謎です。
函館市内では、世界文化遺産の構成資産である垣ノ島遺跡や、豊原4遺跡で発掘されており、函館市縄文文化交流センターで展示されています。豊原4遺跡の「足形・手形付土製品」5点は、縄文時代早期の土坑墓から出土した副葬品と考えられており、2016(平成28)年に国の重要文化財に指定されています。
カテゴリー
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無料駐車場
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車イス対応トイレ
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英語看板
詳細情報
住所 | 函館市臼尻町551-1 |
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アクセス情報 |
「垣ノ島遺跡下」バス停 下車 徒歩8分 |
問合せ先 | 函館市縄文文化交流センター |
電話番号 | 0138-25-2030 |
利用時間 |
9:00~17:00(4~10月)、9:00~16:30(11~3月) |
休日 |
月曜日(祝日の場合は翌日)、毎月最終金曜日、12月29日~1月3日 |
利用料金 |
入館料:一般300円、学生・生徒・児童150円(団体割引あり) |
駐車場 |
無料駐車場あり(40台大型4台、乗用車33台、身障者用2台、妊婦優先1台) |
関連リンク |
函館市縄文文化交流センター |
備考・補足 |
車の場合は、JR函館駅から約60分 |