レイモンハウス元町店(グルメ)
1925(大正14)年創業の「函館カール・レイモン」直営店、「レイモンハウス元町店」は、元町カトリック教会から少し下った、大三坂と二十間坂の中間に建ちます。エキゾチックな街並みに溶け込んだ、三角屋根の美しい外観が目印。木のぬくもりあふれる店内には、数十種のハム・ソーセージがズラリと並び、函館旅行のお土産にも大人気です。
元町店独自の嬉しいサービスが、ホットドッグ等の軽食と飲み物の販売です。レイモンドッグなど一部のメニューがテイクアウトできるほか、店内にイートインスペース(約30席)があり、ブレンドコーヒー(220円)などと一緒に楽しめます。人気はボリュームたっぷり「チューリンガードッグ(500円)」、「レイモンドッグ(380円)」、焼きソーセージが4本入った「焼きソーセージセット(1080円)」など。できたてを提供することにこだわっており、作りおきはいっさいせず、注文を受けてからじっくりと焼きはじめるので、アツアツのソーセージの歯ごたえと肉汁のうまみが存分に楽しめます。
おいしさの秘密は、「胃袋の宣教師」と呼ばれた創業者カール・レイモン氏直伝の製法にあります。ドイツの伝統製法にこだわり、添加物の使用は最低限に抑え、肉本来のうまみを引き出すことに力を注いでいます。ソーセージをほおばると、肉汁のうまみが口のなかいっぱいに広がり、「一度食べるとやみつきになる味」といわれるほどの人気商品です。ハム・ソーセージは単品で購入できるほか、好みの種類の詰め合わせも可能。ギフトセットは3240円から。持ち帰りの方には、希望に応じて保冷剤(有料)等も用意しているほか、地方発送にも対応しています。
「函館カール・レイモン」工場は鈴蘭丘町にあり、直営店は元町店のほか、函館丸井今井店(本町)、大丸札幌店です。以前は元町店が本社で、実際にレイモン氏が腕をふるっていたゆかりの場所であることから、2階には「レイモン歴史展示館(入場無料)」が設置されています。氏がソーセージ作りで実際に使っていた道具やテーブル、愛用のシルクハットやピアノ、当時の様子を伝える貴重な写真や資料などが展示されており、コウ夫人との運命的な出会いのエピソード、函館を愛し、ソーセージ作りに情熱を燃やした生涯にふれることができます。
※編集室N 2011/10/3取材、11/18公開 2020/11 更新 |
カテゴリー
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元町・函館山
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飲食店
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軽食
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土産物
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テイクアウト
詳細情報
住所 | 函館市元町30-3 |
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アクセス情報 |
市電 「十字街」電停 下車 徒歩7分 |
電話番号 | 0138-22-4596 |
利用時間 |
9:00~18:00(LO17:30) |
休日 |
年末年始(12月31日~1月2日) |
駐車場 |
無料駐車場あり(4台) |
関連リンク |
函館カールレイモン |